ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

面談

2009年12月07日 | ゆきちゃんの日記
今日はさつき園の面談日でした。

春に立てた支援計画の状況と
来年に向けての計画の見直しをしてきました。


担当の支援員さんと話しをしながら
ちょうど一年前にさつき園と出会って
冬休みから利用を始めたことを思い出しました。


それで・・・
去年の日記を読み返してみたんですが、
なんと、毎日、毎日、悲惨な日記が・・・(笑)

※前使っていた日記のレンタル契約がきれて
今はネット上では見られなくなっているので
残念ながら、みなさんには読んでいただけないのですが
本家のHPでは過去の日記として
見られるようにしたいと思っています。


一番悲惨な日の日記を

2008.12.4

・・・・前略・・・・

パニックになった由紀子を止めようとしてくださった先生にケガをさせてしまいました。 
由紀子のこぶしが手の指にもろに当たってしまったみたいです。 
検査の結果、骨には異常はなかったという事ですが、 
捻挫をされていてかなりの痛みのようです。 
本当に申しわけありません。_(_ _:)_  
 
由紀子の腕にも自分で噛み付いた後がくっきり残っていました。 
かなりひどいパニックが起きていたんでしょう。  
どうして、こんなことが続くようになってしまったのか・・・。  
この日記を読み返してみても、
高等部に入学してから書かれているのはパニックのことばかり・・・。  
中学部の時のように、笑顔いっぱいでみんなと楽しく活動していた由紀子は 
もう戻ってはこないのでしょうか?  
高等部の生活に慣れさえすれば、またあんな笑顔の日が戻ってくると 
思っていた私が甘かったのか? 
 

・・・・中略・・・・・・


高等部の先生方も一生懸命に由紀子のことを支援してくださっているのに、 
なぜ、由紀子にその思いが届かないのか・・・。  
パニックの無い生活を取り戻すにはどうすればいい? 
由紀子が話せるならば、何を訴えているのかを教えて欲しい。  
私の宝物の由紀子の笑顔には目の下にクマなんかない、 
底抜けに明るい笑顔だった・・・。

・・・以上・・・・

この頃の私は本当に追い詰められていたんですねぇ~

ウゥッ・・・(´;ω;`)
なんと、可愛そうな・・・私・・・(笑)



この悲惨な日記の数日後に、由紀子はさつき園と出会って
お試しで利用をさせてもらった後に自分から

「また行きたい!」(p`・ω・´q)

と、初めて意思表示をしました。
由紀子は直感で自分の居場所はここだと
感じたのかもしれませんね・・・

あれから1年。

今は由紀子の目の下にクマはありません。(笑)
そして、私の宝物の笑顔も返ってきました。


今日の面談の中でも
由紀子がさつき園の中で、
支援員さんや、利用者のみなさんに
とても可愛がって頂いて
のびのび生活している様子が伺えました。


今年は本当に大きな決断をすることの多い一年でした。
でも、そのほとんどの結果がいい方向に進んだ良い一年でした、

=END=
コメント
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