※午前11:37追記しました。
久しぶりに由紀子の自閉症の特性について書いてみようと思います。
最近、由紀子のポーズについての日記を書く機会が多かったのですが、
由紀子にいろんなポーズを教えるきっかけは何だっけ?
そんな事を思い出して・・・・。
そのきっかけは・・・
由紀子に感情を認知させるために
怒った顔や笑った顔・・・そして、泣いた顔を
絵に描いて教えたことが始まりだったような気がします。
自閉症の人はコミュニケーションに問題を抱えた人が多いのですが、
その問題の根底には
人の気持ちがつかめないということがあります。
私たちは、相手の表情や言葉、態度で
相手が喜んだり、不快感情を抱いていることを
察することができますが
由紀子たちにはそれが難しいのです。
だから、トラブルも多くなってしまうんですよねぇ~~~。
会話のできるアスペルガーの人たちが
よく起こすトラブルの中に
本当の事なのだけど、
相手が触れて欲しくないようなことを平気で言ってしまう。
そして・・・、
そのことで、相手が困ったり、怒っていることにも気がつかない!
その結果、いつの間にか周りから浮いた存在になってしまう。
そんなことがよくあります。
ただ正直なだけなのですが・・・
定型発達者の世界では、問題になりやすい行動です。
※定型発達者・・・発達障害の無い人たちのことです。
だから、由紀子には意識して
人には感情があることを教えようと思ったのです。
その時に描いていた絵がこれ
久しぶりに描いたけれど、相変わらずへたくそ!!(笑)
私の絵がへたくそだったのが功をそうしたのか・・・(笑)
由紀子はこの単純な丸の絵に食いついてきました。
5歳ぐらいの頃で、全く絵を描かなかった由紀子が
この丸の絵だけは描けるようになったんです。(*^ ^* )V
そして、次は自分の顔を作りながら
笑った顔・・・ワッハッハッハ…
泣いた顔・・・エ~~ン
怒った顔・・・プンプン
と、言葉をつけて表現するようになりました。
絵本を読む時も、
「あ~~、この子は泣いているねぇ?」
と、私が言うと
「エ~~~ン!って、泣いている。」
と、言うようになりました。
これが、人の感情を認知するのにどれ程の役に立ったのか?
それは分かりませんが、
人には感情があって、
表情でそれを表すこと!
そのことだけは教えられたような気がします。
もしかしたら、私が教えなくても
これくらいのことは自然に学んで理解できたのかもしれませんが、
そうではなかったかもしれない・・・・
無駄では無かったと思いたいです。
あれから、10年以上たちますが
今でも、由紀子には感情を意識させる努力は続けています。
他人に感情があることはなんとか教えることはできるのですが
それでも、人にはいわれたくない言葉があることや
どんな言葉で傷つくのかを教えるのは
とても難しくて・・・・
今でも、時々側にいて冷や汗が流れるような場面もあります。
本当に難しいです。
でも、それ以上に難しいことがあります。
それは・・・
由紀子自身の感情
を意識させることです。
このことについては、また続きを書きます。
=END=
久しぶりに由紀子の自閉症の特性について書いてみようと思います。
最近、由紀子のポーズについての日記を書く機会が多かったのですが、
由紀子にいろんなポーズを教えるきっかけは何だっけ?
そんな事を思い出して・・・・。
そのきっかけは・・・
由紀子に感情を認知させるために
怒った顔や笑った顔・・・そして、泣いた顔を
絵に描いて教えたことが始まりだったような気がします。
自閉症の人はコミュニケーションに問題を抱えた人が多いのですが、
その問題の根底には
人の気持ちがつかめないということがあります。
私たちは、相手の表情や言葉、態度で
相手が喜んだり、不快感情を抱いていることを
察することができますが
由紀子たちにはそれが難しいのです。
だから、トラブルも多くなってしまうんですよねぇ~~~。
会話のできるアスペルガーの人たちが
よく起こすトラブルの中に
本当の事なのだけど、
相手が触れて欲しくないようなことを平気で言ってしまう。
そして・・・、
そのことで、相手が困ったり、怒っていることにも気がつかない!
その結果、いつの間にか周りから浮いた存在になってしまう。
そんなことがよくあります。
ただ正直なだけなのですが・・・
定型発達者の世界では、問題になりやすい行動です。
※定型発達者・・・発達障害の無い人たちのことです。
だから、由紀子には意識して
人には感情があることを教えようと思ったのです。
その時に描いていた絵がこれ
久しぶりに描いたけれど、相変わらずへたくそ!!(笑)
私の絵がへたくそだったのが功をそうしたのか・・・(笑)
由紀子はこの単純な丸の絵に食いついてきました。
5歳ぐらいの頃で、全く絵を描かなかった由紀子が
この丸の絵だけは描けるようになったんです。(*^ ^* )V
そして、次は自分の顔を作りながら
笑った顔・・・ワッハッハッハ…
泣いた顔・・・エ~~ン
怒った顔・・・プンプン
と、言葉をつけて表現するようになりました。
絵本を読む時も、
「あ~~、この子は泣いているねぇ?」
と、私が言うと
「エ~~~ン!って、泣いている。」
と、言うようになりました。
これが、人の感情を認知するのにどれ程の役に立ったのか?
それは分かりませんが、
人には感情があって、
表情でそれを表すこと!
そのことだけは教えられたような気がします。
もしかしたら、私が教えなくても
これくらいのことは自然に学んで理解できたのかもしれませんが、
そうではなかったかもしれない・・・・
無駄では無かったと思いたいです。
あれから、10年以上たちますが
今でも、由紀子には感情を意識させる努力は続けています。
他人に感情があることはなんとか教えることはできるのですが
それでも、人にはいわれたくない言葉があることや
どんな言葉で傷つくのかを教えるのは
とても難しくて・・・・
今でも、時々側にいて冷や汗が流れるような場面もあります。
本当に難しいです。
でも、それ以上に難しいことがあります。
それは・・・
由紀子自身の感情
を意識させることです。
このことについては、また続きを書きます。
=END=