施設見学

今日は由紀子が通うデイの保護者会の
施設見学に参加してきました。

諫早市内のケアホームと
コロニー雲仙の中にあるケアホームを
見学してきました。


ここからは覚書ですので
興味のない方は読み飛ばしてください。

感想や私の思いは
明日の日記に書こうと思っています。


まず最初に行ったのが
諫早市内にある
南高愛隣会の
「グループホーム・ケアホーム群　県央東」
です。

県央東の運営するホームは
多様な形があって
グループホーム・ケアホームのほかに
単身生活や
ペア生活
パートナー生活
親子生活
などがあります。


今日見学させてもらったのはケアホームです。


市街地の中の
普通の民家を借りて
５名の方が生活をしています。

支援員さんが２名での
宿直型のケアホームでした。

・・・・・・・備考・・・・・
ケアホームには
宿直型と夜勤型の二種類あります。

宿直型は夜は支援員さんも利用者さんと
一緒に寝ますが

夜勤型は支援員さんは一晩中起きていて
利用者のトラブルに備えます。

・・・・・・・・・・・・・・・・


利用者は昼間はデイサービスや
就労支援の施設などに通っていて
職員は夕方の５時から
翌日の朝の９時ごろまでを支援します。

入浴の介助や外出などの付き添いが必要な人には
個人で契約したヘルパーさんが訪問して
支援をしているそうです。

食事は愛隣会のブルースカイから
夕飯と朝食が配達されてきます。

利用料は
家賃は借家の賃料を人数で割ったもの
他に食費や共益金・共有備品費・電気代などが必要です。

見学したケアホームで
月に70.000円から80.000円が必要ということでした。

火災時や警備については
セコムと契約をしているそうです。

ケアホームの利用に慣れるためには
ショートステイがないので
体験利用をしながら慣らしていくとのことでした。

市街地の中にあって
民家の借り上げなので
利用者は家庭的なムードの中で
生活できる反面

身体的な面で不便なところの改造などが
難しかったり、

行動障害のある人は
周りの民家に迷惑をかけないように
気を付ける必要がありそうでした。


次に向かったのが
コロニー雲仙の中にある
「グループホーム・ケアホーム群　くわた」
でした。

こちらにもいろんな形のホームがありました。


ケアホームも宿直型と夜勤型の両方のがあって

行動障害のある人たちは
夜勤型のケアホームで暮らしていました。

由紀子のことを考えると
やはり行動障害のある人たちの
ケアホームの方が気になりました。


「県央東」と違って
山の中にあって
静かな環境と抜群の眺め

施設も民家とは違って
ケアホームとして建てられたものです。

でも、その作りは
箱型の施設ではなく
一軒一軒とても家庭的な作りになっていて
全ての部屋に吐き出し口があって
非常時には、庭から助け出せるように
作られていました。

こちらも、すべてセコムとの
契約がしてあるそうです。

食事はブルースカイと同じような
就労支援Ａ型事業所の味彩花から
届けられます。

同じ敷地内にたくさんの施設が建っているので
緊急の場合には他の施設から
支援員が応援に来られるという便利さがありました。

ただ、愛隣会の方針で
周りにお店もないような山の中の生活ではなく
地域の中で生活をすることを目標としているので
徐々に街の中へと移行していくとのことでした。

行動障害のある人には
静かで刺激が少なくて
奇声を発しても周りに気を使う必要もなく
山の中の生活は快適なように感じますが

そのほかの利用者さんにとっては
周りにお店などがなく
やはり、隔離された感じはあるかもしれません。

どっちがいいのか・・・
悩ましいところだと思います。


費用は
家賃がほとんどの施設で10.000円～15.000円という格安。（笑）
山の中で法人の建物だからだということでした。

他は、共益金・共有備品費・電気代（個人所有の電化製品）・食事代

こちらも障害者年金の一級で賄える額でした。


持ち込みの私物は自由で
パソコンなどもＯＫとのことでした。

こちらにはたくさんの施設があって
多くの利用者さんがいるので
お部屋にそれぞれの個性が見られて面白かったです。


他にもいろいろ説明を受けましたが
今思いつくことは以上です。

由紀子の将来を見据えての
見学でした。

いろいろ思いはありますが
一晩考えをまとめてから
文章にしたいと思います。


長文で疲れた！（笑）

＝ＥＮＤ＝