ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

じーじ、歯を抜く!!

2020年01月14日 | 両親の介護
由紀子さんは無事に
ショートステイからご帰宅です。

そして、何度も何度も
大食い選手権のDVDを見ています。

3時間の番組ですが…

大丈夫!!
見るのは特定の場所の
数分間だけですから!!(笑)


今日の主人公はじーじです。

10月の末に
入れ歯を直してもらって
食べられるようになったじーじ!

3か月で5キロも
体重が増えました。

なのに、残った歯が
ぐらついて
また固いものが
食べられなくなりました。

先週、歯科を受診して
一本は隣の歯と
接着剤でくっつけて
もらったのですが

今度はもう一本が痛くて
入れ歯が入れられないと
言います。

それで、また予約を取って
今日受診をしました。

残った一本は
入れ歯のブリッジを掛ける
大切な歯なので
どうしようかと思っていたのですが

診察の結果
痛いのは
隣の歯とくっつけた方の歯でした。(笑)


歯茎が炎症を起こして
膿が溜まっているから
切開をして治療をします。

と、言う事だったのですが・・・・

麻酔をして
歯の周りを掃除したら
ぐらついている歯の下には
もう骨がない事がわかりました。

先生は
なんとか残してあげたいと
思っていたけれど
はやく炎症を治すために
抜歯をした方がいい
と、言われました。


残り少ない歯ですが
仕方がありません!!


いざ抜歯!!


自分は何度か経験していますが
人が抜歯をするのを
初めて間近で見ました。

意外にあっけないものでした。
(; ̄ー ̄A



食べることだけが
楽しみのじーじは
傷ができた上に
入れ歯が入れられないので
固形物が食べられなくなって
完全に意気消沈です。(笑)

気休めですが
甘酒を買って
持っていきました。

しばらくはやわらかいものを
差し入れしようと思います。




そんなじーじが昨日
「おれは、もう自分の誕生日も
分からなくなったよ!」
と、ボソッといいました。

自分から
そんなことを言うのは
初めてだったので
ビックリしましたが

「いいさ!
忘れたらお母さんや私に
聞けばいいさ!
いつでも教えるよ!」

と、言ったら
うん!と、うなずいて
いました。

じーじは自分の認知症を
受け入れようとしているんだと
思いました。

ばーばも
最近、少し気になる行動が
見えるようになりました。

今は
じーじを支えるんだ!と
気が張っていますが

もし、じーじに何かあったら
一気に症状が出るのではないかと
少し不安です。

両親ともに今年は89歳になります。

まだまだ介護生活は続きます。

=END=


コメント
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