この町はビートルズ-ファンにとっては重要な町ですが、現地のインド人は殆どビートルズを知らなかったので、どうやってインド人にビートルズを伝えようか歩きながら考えていました。
まずはやはり、インドに移住してリシュケシュで息を引き取ったジョージの歌をフィーチャーすべきかと思い、次にインドにハマッたジョンと代わり番こに紹介するのが良いでしょう。
あまりインドに深入りしなかったポールの歌も、「ブラック・バード」や「マーサ」などメロディアスで実に良いのですが、ポールが歌っている「イエスタデイ」や「レット・イット・ビー」くらいはインド人も知っており、ビートルズのリーダーは彼だと勘違いしてるフシもあるのでここでは敢えて無視します。
1. Within You Without You
いきなり哲学的なタイトルの曲を挙げましたが、これはビートルズの中でも1番インド音楽をフィーチャーしている曲で、歌詞もインド哲学風な世界平和の理想を謳っています。
2. Tomorrow Never Knows
これもインド音楽に通ずるトランス的な繰り返しサウンドで、ジョンの歌の中でも特に激しく愛を謳っています。
3. Inner Light
ジョージの隠れた名曲。 彼のシタールの響きはサイケデリック-ムーブメントに火を付けました。
4. It's Only Love
ジョンの隠れた名曲。 彼のアンソロジーでは女性歌手がよくカバーしており、とてもハートフルな声を聴かせてくれます。
5. Taxman
このジョージの社会派ソングはデモ-バージョンが素晴らしく、それは最近出た「リボルバー」のメイキング-アルバムに入っています。
6. I’m only sleeping
これも「リボルバー-メイキング」のバージョンが良く、このアルバムはビートルズとロックシーンに進歩をもたらした記念すべきモノと思います。
7. Rollover Bhetoven
これはライブ-バージョンが実に良く、ビートルズの中で最もハチ切れてる曲と言えます。 メジャー-デビュー前のジョージの若々しさが光ってます。
8. I Got A Woman
これもデビュー前からライブ-ハウスで歌っていた曲で、女性ファンの心を捕らえました。因みにアメリカではビートルズと言えばこれが一番人気のようです。
9. Here Comes Sun
これは普通にアルバム-バージョンが良く、ビートルズの中でも1番明るい名曲だと思います。
10. Dear Pludence
これも恐らくホワイト-アルバムのバージョンがベストで、ちょっと音量を上げて録音したい特別な名曲です。
11. Seek of Araby
ジョージの若い頃の曲ですが早くも異国サウンドを取り入れており、彼はこの歌の通りに異国でシーク(王者)になりました。
12. To know her is to love her
デビュー前のビートルズでは唯一のバラード曲。ジョンの若い頃の歌声をじっくり聴けます。
13. Something
後期ビートルズの名曲。この歌はメロディーが素晴らしく、五輪真弓がラ・ラ・ラで歌っているバージョンもお勧めです。
14. Across the Universe
サビがインド語のマントラで"Jai guru deva"と歌われており、これは「覚者と女神に勝利を」という意味です。
アルバム「レット・イット・ビー・ネイキッド」の弾き語りバージョンが特に素晴らしいと思います。
あまり長くても聴き切れないので、このくらいを音楽アプリのプレイリストにしてインド人に勧めてみます。