真の動物福祉牧場を目指して

人と犬 遊び友だち よく笑え

 犬は猫よりも人と遊ぶのが好きで、人の喜びや悲しみに共感するといいます。

イヌへの進化のきっかけ 人と遊ぶオオカミだった?

数万年前、オオカミが人に近づき、時間をかけてイヌに進化した。イヌの祖先の遊び好きな一面がイヌの家畜化、品種の鍵となっているようだ。

 犬は人の笑顔が大好きで、特に輝くようなトゥルクの笑顔には、どんなオオカミも感化されてイヌになります。

 いや、そう簡単に狼は犬にはならないともされ、長年ヒトと共生するコトで徐々に変異して来たみたいです。

イヌが人懐こくなった理由は「難病遺伝子」に

イヌがオオカミよりも社交的なのは、人では難病をもたらす遺伝子の変異と関係あることが明らかになった。

 でもオオカミがヒトに懐くのも事実で、幼児の頃から可愛がればどんな動物でも大抵は家族になれます。

 イヌもオオカミもとても家族意識の強い動物で、ヒトの気持ちを良く理解し、その生活に溶け込もうとします。

犬は人が思っているよりもずっと”人間らしい”

犬も人間と同じように、人間観察をしたり、人の視線を追ったりすることが最新の研究で明らかにされた。

 私もイヌを飼っていたので解りますが、イヌはヒトの真似をするのが好きで、常にかまって貰いたい様です。

 そんなイヌはずば抜けて嗅覚の鋭い動物で、アメリカ軍は伝統的にそれを活用して来ました。

戦場で兵士を守る犬たち

米軍が駐留するアフガニスタンの戦闘地域では、厳しい訓練を積んだ軍用犬が活動中だ。ある軍用犬と兵士の運命をたどる。

 ジャングルに潜んだ日本兵やベトナム人は易々と見つけられ、埋められた地雷も嗅ぎ当てます。

 こうした能力はずっと狩りに役立てられて来て、イヌも馬と並びヒトを最強の動物とするのに貢献しました。
 「Sayの物語」ではこうしたイヌの貢献を大いに取り上げたいと思い、彼等はまだまだオオカミの力を宿していたので、その群を上手に指揮できたヒトは強大な力を得ました。

 これについて文学で善く描いているのが、オオカミの母に育てられたモーグリを主人公にした「ジャンク-ブック」で、インド人の彼はオオカミの群を率いてイギリス軍を翻弄します。

 作者のキップリングは、オーウェルの「鯨の腹の中で」に依れば唯一、大英インド帝国軍の腐敗を描いた作家とされています。
 こうした対決を私も描きたいと思いますが、やはりヒト同士の争いは極力避けたいと思うので、オオカミ達には「ジャンクル-ブック」と同じく平和的な活躍をしてもらうつもりです。
 
 

 

 

 
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