それでも深掘りする価値はあり、下のコラムが優れているので載せます。
ここでは、可憐な小鳥も恐竜の獰猛生を宿しているとされ、確かに小動物の世界で小鳥はまだ恐ろしい竜です。
隕石が衝突してチリが太陽を覆った地球では、小さな動物しか生き残れず、その時すでに鳥は存在していて大繁栄しました。
哺乳類が主役に成れたのもこの隕石のお陰で、それはアミノ酸や微量ミネラルも運んで来てくれたので、「流れ星」は我々にとって偉大な恩人と言えます。
話を一万年前のヒマラヤに進めますと、そこに暮らす奇特な夫婦によって、恐竜と人間の共生が実現します。
樹上で暮らすトゥルク達は蛇やイタチから小鳥を守り、時には余った木の実や魚も与えました。
その見返りとして、鳥は美しい鳴き声で輪唱してくれ、それは山暮らしの孤独を慰めてくれます。
もちろん鳥どうしでは会話もしており、一緒に住んでいればその意味も何となく理解できて来ます。
トゥルクは鳥との会話に習熟して、意思を疎通させ友達に成ります。
これは実際にあるコトで、鷹使いはヒマラヤ地方の伝統であり、新宿にも昔カラスをペットにしている仙人みたいなホームレスが居りました。
彼女の周りではいつも小鳥がさえずり、ヒトと恐竜は美しい共生関係を結びます。
鳥はトゥルクの歌に伴奏を与え、彼女に楽器を作るヒントも与えます。
シバ爺も器用に笛などを作り、歌はヘタですが鳥のお陰でいっぱしの音楽家に成れました。