これは今の日本で、もっと議論されるべき問題かと思います。
下の本の著者はこれについて、とても慎重な意見を述べていますので紹介します。
この本は kindle で無料ダウンロード出来るのでぜひ読んで頂きたいのですが、著者は西洋の個を大事にした「尊厳死」を先進的としながら、日本の「自然死」を重んじる姿勢も養護しております。
日本ではこれから、毎年100万人以上が寿命を迎える「団塊世代の死」を迎えます。
これは私の親の世代に当たり、ますます「如何に死ぬか」が問われる時代に成って来ます。
ここでシバジーの尊厳死に話しを飛ばしますと、日本でも彼の様な「美しい死しに方」のコンテストがあって然るべきかと思います。
上の書ではそうした「美しさ」に最期までコダワッた人々の死が描かれており、とても感動します。
安楽で尊厳のある死は誰もが望むコトで、それを追求するサービスがこれからの医療には求められています。
私も老人医療に関わった者として、少しだけオピニオンを述べさせて貰いますと、末期ガンに三大療法(手術、抗がん剤、放射線)で望むのは小手先の対応に過ぎ、より根本的な免疫力の向上(活性化NK療法)、栄養療法(超ミネラル)、そして電子(ネガトロン)を大量に流し込む療法などが先進的だと思われます。
こうした最先端医療により、末期ガン患者は絶望しなくても良い時代に成って来ております。
ALS(筋ジストロフィー)も腸内細菌と脳神経の経絡が掴めて来たコトで進行を食い止められる様になり、尊厳死の選択肢は減りつつあります。
それでも毎年100万人が死ぬ日本社会で、どんな死に方をしたいかは個人に選ぶ権利があり、次回でシバジーにそれを体現して貰おうかと思います。