真の動物福祉牧場を目指して

「寝そべり族」の将来

 まずは初めて「寝そべり族」を知る人の為に、彼等が生まれた背景から入ります。

中国Z世代に広がる「寝そべり族」とは? ポストコロナにらむ習近平政権に難題

中国で新型コロナウイルスの感染を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策が解除されて...

Newsweek日本版

 このアメリカ-メディアによる評論は直裁的で硬いのですが、全体像を捉えています。
 とくに最後の「党の絶対権力には抗えないので、せめて寝そべるコトで抵抗を示している」という締めは的を得ていると思います。

 次に日本の有名ブロガーによる評論を挙げますと、こちらは非常にユルいのですが、楽天的な将来像を示しております。

雨宮処凛「生きづらい女子たちへ」/「『競争、疲れた……』中国・寝そべり族出現について、日本の『だめ連』に聞く」

〈中国の若者に広がる「寝そべり族」 向上心がなく消費もしない寝そべっているだけ主義〉 2021年6月7日に配信された「クーリエ・ジャポン」の記事を見て、「とうとう来た...

情報・知識&オピニオン imidas

 ここで日本の「寝そべり族」の先輩は、中国も若者がこの道に参入して来たコトで、成熟した社会になったと評価していますが、中国の若者達が日本の先輩達の様な気楽で幸福な将来を得られるとは思えません。

 それは彼等に「表現の自由」が無いからで、これでは連帯を強めるコトが出来ずに孤立してしまいます。
 中国の「寝そべり族」はネット警察との攻防を余儀なくされていて、ネット世論は党に操られているので彼等への批判も多い様です。

中国「寝そべりの達人」が手に入れた理想の生活

駱華忠さん(31)が何もしないことを楽しんでいる自分に気がついたのは、5年前。中国で工場作業員として働いていたが、仕事を辞めて四川省からチベットまでの2100キロメート...

東洋経済オンライン

 それでも彼等は党の手のひらの上で踊らされるコトを拒み、経済成長という地球の未来にとって望ましくない目標に背を向け続けています。
 
 彼等の間では今、自転車でのチベット旅行が流行っているみたいですが、そのうちヒマラヤを越えてインドまで来て、新たなヒッピー-ムーブメントに参入してくれるコトを期待しています。
 
 
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