これはなかなかの壮挙で世界にアピール出来ましたが、水が飲める7日間断食では死者は出ず、ハンガーストライキの意図としては物足りない結果に終わりました。
そのタメ今度のハンガーストライキでは水も断って、7日間と区切りはしますが死者を出すコトを避けられないアピール行動とします。
こんな苦行に喜んで参加するのは2000万人は居るとされる「闇っ子」の内の5%に当たる100万人で、八割強を女子が占めるこの集団は、「女子革命突撃隊」と「光復党」を組織する徳流河(ドゥルーガ)の指令により革命運動に参加しました。
徳大姉(ダージェ)に忠誠を誓う彼女達は天安門広場を占拠してハンガーストライキを行いますが、100万人は広場に収まり切らないので博物館になっている紫禁城も彼女達が占拠するコトになります。
この行では、指名手配されている「女子革命突撃隊」の古株女子が導師として音頭を取り、七拍の太鼓のリズムに合わせて24時間途切れるコトなく唱題行が続けられます。
これは徳大姉がダラムサラーでの「史上最大の葬儀」で習った儀式で、唱題の言葉は七拍に合えば何でも良しとします。
この自由さは、ネイティブのキリスト(救世主)と崇められた秀祥(しゅうしゃん)
の発案で、全ての祈りは結局1つにまとまるという信念に依っています。
手製のラフな太鼓から、年代物の大太鼓までがスローなテンポで打ち鳴らされて、北京の中心地は史上最大のハンガーストライキによる祈りの場となり、そのバイブレーションは地球上に広まって行きす。