みなさんは、どうやって音が電波になって飛んで行き、それがキャッチされてまた音に変換されるか御存知ですか?
この「奇跡の技」を、人類が手にしたのはちょうど20世紀が始まった頃でした。 【メディアポ】ラジオの歴史
最初はどうも、鉱石の表面に針を当てて「検波(電波から音波への変換)」をしていたみたいで、何故そんなコトが出来るのか不思議でしかたありません。
これは現象として発見され応用されて来たので、「そういう自然の仕組みになってる」と納得する他はなさそうです。
いや、そう易々と納得しては探求心に欠ると責められかねないので、もっと深く掘り下げてみます!
これが恐らく、ネットで出て来る一番詳しいページで、じっくりと全文読みました。
ここでは驚くべき重要なコトが多く書かれているので、また短歌にまとめさせて貰います。
~ 電磁波は 30万キロ 一秒で 10万回は 波打ち進み 地球の裏まで 反射し届く
~ 10万ヘルツの 振幅は 人の耳には 聞こえない しかし音波を 共振させると AMとなり 情報発振
~ 厄介なのは アンテナで 色んな波から チョイスする 同調回路は コンデンサーと コイルの性質 合わせて調整
~ 最も複雑 怪奇な技は 電波を音に 変換するコト 今はシリコン ダイオードやら 半導体を 組合せて成す
~ アンテナキャッチす 電波は微弱で 増幅させる トランジスター または微細な 点接触で 更にイヤホン アースも必要
思いっきり簡略化しましたが、これだけの仕組みがあって初めてラジオを聞くコトが出来ます。
いやはや全く、ヒトの飽くなき技術の追求には頭が下がります。
こうして音波から電波に成りまた音波に戻った波動でも、生の歌声とほぼ同じ情報と共鳴力を持ち続け、それは実に素晴らしい「奇跡」だと私には思えます。