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真の動物福祉牧場を目指して

シバの女王とは?

 古代の伝説的な女王と言えば、シバの女王が一番有名でしょう。

 女王の生涯は旧約聖書に記されており、それは人々が2百年生きていた頃(だんだん寿命が短くなって来る)の神話なのですが、古代エチオピア(アフリカの角)にも建国神としてシバ女王の神話が残っているので、実在したコトは確かな様です。

 シリアに在る一万年前の遺跡パルミラはシバ女王の墓所だったとも言われ、古代メソポタミア文明の最盛期を統治した女王というのが定説(?)の様です。

 そんなシバ女王とシバ神には、同時代(約一万年前)に神話が誕生したという共通点があります。
 シバ神はインダス文明(北インド)から生まれましたが、その頃からメソポタミアとは交易があったので、両者には関連性があると考えられます。

 これについて考察しているページは、ネットではブログしか出て来ませんでした。 これは些か憶測とお遊びが過ぎるブログなのですが、楽しんで書いているのが伝わって来て読ませられます。

(続)シバの女王+バラモン教・シバ神 | うららのアセアセ;日記

2010−06−30(27日の記事の続きです)「シバの女王」 〜古代アフリカ・エジプト史への疑惑〜また、「シャバ州」はどうして、『...

うららのアセアセ;日記


 これは些か強引な結び付けではあり、「そもそもジェンダーが違うではないか」というツッコミ所もありますが、それについてはシバ女王が「インターセックス」だったとすれば説明がつきます。
 
 この日本語では「間性」と言われるジェンダーについては、色々なページがあるのでぜひ調べて頂きたいのですが、染色体異常によって性ホルモンのバランスが崩れて、本来は女性なのにペニスが生じてしまうコトがある様です。

 このペニスはおしっこは出来ても精通せず、逆に初潮が来て本人と親は慌てるコトとなります。
 ずっと男の子として育って来たのに実は女の子だったと解り、本人のアイデンティティーは男のままなので苦悩するコトになります。

 以前「Say」の「性」章で「LGBT Qも描こう」と題しましたが、ようやくその「Q」について描けます。
 これは最近まで Queer (奇妙な)の頭文字とされて来ましたが、それでは差別的なので Question とするのがジェンダー-コレクトの様です。

 シバジーとセイの勇敢な息子シバは、アッシュル-ナツィルパル一世によって滅ぼされたメソポタミアを再興させますが、実は女性で子供も産み、シバ女王の血筋は今でも「アフリカの角」に受け継がれていると描けます。

 「アフリカの角」では永らく戦乱が続いておりますが(独裁国家エリトリアも生まれた)、そこの人達はアフリカ大陸で一番美しい顔立ちをしているとされます。
 「シバ女王の子等」がいつか平和を取り戻し、世界に羽ばたける日が来るコトを祈ります。
 
 
 
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