『マオ』と『中国の赤い星』
この歴史的な価値を持つ二冊の本は、共に毛沢東(マオ-ヅェドン)が主役となっています。 「マ...
革命の聖地で何が行われたか
三年間に及んだ長征は辺境の延安で終わりを告げ、ここに革命根拠地が作られました。 今でもここは革命の聖地として中国人の心の拠り所となっております。中国は何を目指し、どこに向かうのか...
紅衛兵達のコンプレックス
これまで、演壇から語る曹希聖の回想を辿って来ましたが、ここで聴衆の学生達について描写し...
ソビエトの支援
中共が延安に落ち延びて生き残れたのは、国民党が日本との戦争に突入した事と、ソビエトからの支援をうけられたからです。 当初ソビエトは、正しい共産主義を学んでいないとして毛沢東のリー...
日中戦争は米ソの代理戦争へエスカレート
時は戦乱の世であり、希聖はその荒波を掻き分けて天下を取る事に集中していたので、行善の村が毒ガステロの巻き添えで全滅しても一向に気にとめませんでした。 それほど当時、革命を成し遂げ...
清の末裔たち
今となっては清(500年続いた)の文化も満洲族も消え去って、アイヌのように完全に多数派民族...
共産革命の勝利と挫折
希聖(シーシェン)の回想と総括は、国共内戦のパートは思い切ってすっ飛ばします。 それは学...
大躍進政策の誤り
大躍進政策 - Wikipedia これまで色んな角度から大躍進時代(58~62)について言及して来ましたが、なんと言ってもその誤りの最たる所は、今もって中国ではこの暗黒時代の総...
同郷の同志
希聖(シーシェン)が大躍進政策の誤りに真摯に向き合えたのは、同郷の先輩同志である徳懐(トゥオファイ)のお陰でした。 しかしその経緯はこんがらがっており、始めトゥオファイが廬山会議...
過ちを 認められない 中共は 新たな時代に 着地できるか
中国バブル経済のハード ランディング(激しい着地)は避けられない様ですが、専制政治もいつ...