真の動物福祉牧場を目指して

過ちを 認められない 中共は 新たな時代に 着地できるか

中国バブル経済のハード ランディング(激しい着地)は避けられない様ですが、専制政治もいつかはランディングする筈です。

いつまでも空想的社会主義の空を飛び続ける事は出来ず、その理想が集団主義という罠にかかって地に落ちた事は、北朝鮮を観れば誰の目にも明らかでしょう。

しかし、今の中国には毛沢東の時代に還ろうと云う世論も確かに存在し、資本主義を取り入れた修正社会主義は過ちだったとする極左の理論が復活しております。

果たしてその理論を支持する人々が、どれだけ毛沢東時代を正しく総括しているのかは疑問で、疎外教育を受けた人民はその時代の悲劇を知らないかと思います。

「無知は罪であるが、己の無知を知る事は英知である」とソクラテスは弁明で述べています。
無知を人民に強制している中共の罪は重いけれど、中国人民はもう北朝鮮人民のように無力ではないので、無知の殻を破って新たな時代に確固たる足場を築こうと、どんどん海外へ飛び立って行っております。

まだ中国人ヒッピーが世界中を旅するまでには成っておりませんが(タイとミャンマーには居た)、人民元はだいぶ力を持ってきたので、ヒッピーのメッカであるインドに中国人宿が出現するのも遠い事ではないでしょう。(日本人宿は世界中に在ります)

私はまだ、共産党の専制に真っ向から反対する中国人に出会った事はありませんが、香港や台湾では殆どの人がそれに反対していました。
やはり教育の力は偉大で、疎外教育を受けた人民は自国の政府を疑うよりも他国を疑い、共産主義が時代遅れだとは知りつつもそれに郷愁を覚えるようです。

中国人のメンタリティを計る上で、人民元の顔が毛沢東で統一された事も注目に値します。
かつては少数民族の団結を訴える為に、そうした民族の顔もお札に登場しておりましたが、民族団結は民族浄化に進んでしまった様で、お札も民族地区も全て中共に統一されてしまった観があります。

民族の独自性を保つ運動は、アメリカではナバホ(ホピ族も含む)エリアで、カナダではモハック(モヒカン族)エリアで盛んに行われており、国民の支持を得ておりました。
一方、内モンゴルは既に中共に呑まれてしまい、ウイグルはそれに抵抗して弾圧されており、チベットはもう抵抗する気力すら無くなっている様に観えます。

いや、それは通りすがりの旅人の目にはそう映ったに過ぎず、深い所ではまだチベット独立の希望は燃えていると信じます。
かつて立派な国家であったチベットがその復古を願うのは当然で、それを国家主義であるとして否定するインターナショナル主義(共産主義)は、なかなか頑固で己の過ちを認めようとしません。

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