【メモ】奇跡の定義

滅多に起こらないことを奇跡と言う。

僕らの出会いを「運命」だと君は言ったけれど、僕は「悪戯」だと言った。

だけど本当は、君がいて僕がいる。
僕が君を愛してしまった。
それを奇跡だと思わずにはいられないんだ。

だって、君は僕が愛した唯一の人。

【逢いたい】

会いたい
ただ、会いたいんだ

君に会って、その笑顔を見て安心したいんだ


僕には君がいる

僕は一人じゃ無いって

【ボクノセカイキミノセカイ】

君のいる世界に僕がいないのなら、僕の存在価値なんてないんだ。

僕の世界には常に君がいて、笑ったり、泣いたり、怒ったり、君の全てが僕に影響を与えるんだ。


君の世界に僕を入れてほしいと思うのは、僕の我が儘なのか？

遠き日に、伸びた道二つ選ぶは…

ねぇ、何がいけなかったのかな？

あの日、僕たちが違う道を選んだ理由はなんだったんだろう？

あの日、君は、なぜ泣いたんだろう？

『雨と車』

白く煙る雨のなか
ぼくを待たせられるのは、ただ君ひとり

激しくなる雨音に
待ちくたびれても
君が濡れるよりマシかと
窓の向こうを眺めやる

『「愛する」人』

「愛する」人がいる

それだけで人は、こんなにも強くなれるのか



そして、弱くなれるのか

『ワガママ』

誰かと繋がりたいと願うことは、そんなにワガママなことなのだろうか？

物理的にしても
精神的にしても

『幸せ？』

『幸せか？』

そう訊かれて、僕は戸惑ってしまう。
僕には、幸せの意味が分からない。
幸せの定義って何なんだろう？

欲しい物が何でも手に入れば幸せ？
心が満たされていると感じれば幸せ？
今、愛しい人と一緒に居られれば幸せ？

欲しい物なんて、コロコロ変わるのに。
心が満たされているのなんて、ほんの一瞬なのに。
愛しい人なんて、明日は変わってしまうのに。


『心から大事だと思える人に出会えれば、分かるよ』

綺麗な絵空事は、キラキラした光を放つけれど、所詮一時の輝きしか見せないのに。

何がそんなに大事なの？


『二人で生きた時間が大事なの』


お伽噺の時間が？

生命の螺旋を繋ぐための前戯が？


『二人で過ごした時間が二人を繋ぐ楔になるの』

あの人が裏切ったと泣くのに？
信じてたのにと喚くのに？

人間は学ばないんだ。
そして、僕も学ばない。

『幸せか？』
と誰かに聞かれたら、笑って『はい』と答えれば終わるのに、僕はいつも戸惑ってしまうんだ。