大晦日です 2011-12-31 23:53:01 | Weblog いまだに年賀状を作ってます。 昨日、帰宅してから続きをしようとしたら、住所データが呼び出せませんでした…。 恐ろし過ぎて、愚痴メールさえ出来なかったですよ。 皆様、今年はお世話になりました。 2012年もよろしくお願いします。
舞台「宮」東京公演を見てきた話 2011-12-30 23:04:39 | Weblog 写メを写してきましたが、果たして掲載して良いのか…? ネタバレしてますが、多少です。 千秋楽と言うことで、年賀状そっちのけです。 楽しかった。 キャストがちょこちょこ日本語を覚えていて、コン内官はドラマと違ってコミカルで。 宮を抜け出すおねだりで、今までなら頬にキス(^3^)を唇だったのかな? チェギョンの引き方が半端無かったけど、面白かった。 シン君役も投げキス(^3^)/乱発してた。 いつもか? 最後はカーテンコールのアンコールで、軽いライブ会場? チェギョン役にも、ユル君役にも固定ファンが居るのだね。 無知な自分は予想もしなかったが、まぁ、今の時勢なら当然か。 また、来るなら見たいなぁ。 やはり、舞台は生物だし。
つぶやき 2011-12-25 23:09:40 | Weblog 好きとかキライとか、本当はそんなこと、もうどうでも良かった。 君がいて、自分がいて。 それがずっと続くなら、それだけで良かった。 人生なんて、そんなモンだろ。
庭の枯葉で何をする?1 2011-12-21 22:22:09 | 宮LiP 「ねぇ、シン君、焼きいも食べたくない?」 「は?」 秋の東宮殿。 庭の木々は色付き、ハラハラと枯れ葉が舞う午後に、今日もシンの愛しの宇宙人は予想しなかった台詞をはいた。 「やっぱり秋は焼きいもだよね~?」 チェギョンはそう言いながら満面の笑みで、両手を胸元で合わせると、軽やかにターンを決めた。 シンはその姿を眺めながら、少し首を傾げた。 「やきいもって、何だ?」 「…えぇ~!?」 シンの言葉に、チェギョンが大声で反応した。 「シン君、焼きいも知らないのぉ~?!」 シンは顔をしかめながら頷いたのだった。 「そ、そっか~、焼きいもなんて、THE☆庶民の食べ物、シン君は知らないよね」 段々と、顔を下に向けながら呟くチェギョン。シンはその横顔を、眉根を寄せつつ眺めていた。 「なぜ、うつむく?」 不機嫌な響きを滲ませたシンの声が聞こえた。 「だぁって~」 チェギョンは口元を尖らせてシンを見上げた。 「焼きいもが食べたかったんだもん」 「水刺間に作らせるか?」 シンの提案に、チェギョンはすぐに首を横に振った。 「違うの!庭の枯葉で自分で焼くから美味しいのよ」 チェギョンの力説にシンが驚いてのけ反った。 「…焼く、のか…?庭園で」 シンが戸惑いながら発した言葉に、チェギョンが満面の笑みで答えた。 「焼いて良いの?!」 「あ…」 自分で言いながら、シンは思わず視線を宙にさ迷わせた。 「コン内官に、確認してみる」 シンはそう言うと、コン内官を呼び寄せたのだった。 「庭で焼きいも、でございますか?」 シンに告げられた言葉に、コン内官は目を白黒させている。 何しろ重要文化財で焼きいもをしようと言うのだから、当たり前だ。 「あぁ、チェギョンに教えられ、僕も興味がわいた。可能なら、やってみたいのだが」 コン内官は戸惑った表情のシンと、笑顔のチェギョンを見比べた。 「はぁ…失礼ながら両殿下、東宮殿の庭園では難しいと存じます」 途端、やはりと納得顔のシンとがっかりした顔のチェギョンが並んだ。 「残念だな、チェギョン、諦めろ」 そう諭すシンに、チェギョンはすがりついた。 「難しいって事は、絶対に無理って事じゃないでしょ?」 「ちゃんと言葉の裏を読め。いくら無理でも内官が、はっきり言えるわけ無いだろう。可能ならそう言う」チェギョンはアヒル口でシンを見上げた。 「う~、なら、庭園が無理って事でしょ?ほかの場所なら平気なんでしょ、コン内官おじさん」 コン内官に向けたその顔は、まるで駄々をこねた子どものようだった。 「左様でございますね。文化財になっておりません所有の邸宅であれば可能かと…」 コン内官もさすがに言葉を濁した。 「チェギョン、諦めろ」 途端、聞こえた声に、チェギョンは頬を膨らませた。 「条件を満たす邸宅は、車で5時間かかる。だから諦めろ」 シンはその後、仕事を思い出したと言って、コン内官とともに上殿へ向かった。 東宮殿には、不機嫌な妃宮が1人、残されたのだった。 「あぁあ~、ほっこりほくほくまったり~な、お芋が食べたかったのにな~」 パビリオンのソファーに腰を落ち着けたチェギョンは、寝室から持って来た豆腐人形をギュウッと抱き締めたのだった。 その頃、シンは上殿で今をときめく皇帝陛下と対面していた。
本日もお仕事です 2011-12-11 22:34:14 | Weblog 睡眠時間2時間は流石にきつい… 自業自得だけど、包帯クラブを最後まで見てしまったからな。 南極料理人も面白かったよ。 なんつうか、男子校ののり。 やることやるけど、アホで、真面目にバカやってて。見てて楽しかった♪ 影響受けたわけじゃないが、つか、炊飯ジャーで一人分炊くのが面倒だから、土鍋でご飯を炊いた。 久しぶりに。 う~ん、分量間違えたかも…。 あ、長時間放置し過ぎて確実に「焦げ」はできた。 「芯」が無ければ、無問題。 個人的には。
カワラヌオモイ7 2011-12-07 23:59:07 | 宮 カワラヌオモイ チェギョンはそこで一息ついてから、低い声で言った。 「だから、俺様王子病なのよ」 これに関して、シンは何も言い返せ無かった。 『プロポーズに成功したら、チェギョンと細やかでも良いから直ぐに式を挙げたい』 シンは、チェギョンは自分の妻だという証が欲しかった。 その思いが結婚式に行き着き、勢い余って、誰にも相談せず、ドレスとベールを用意させてマカオに持ち込んだ。 だが、勢いは長く続かない。 マカオに入った途端、自信は弱気に取って変わった。それが、チェギョンからのドッキリ紛いの返事の仕方で再燃した。 仕返ししたくなったのだ。 ブーケを現地で調達させ、近所の協会で慌ただしく式を挙げた。その後、緊張から吐き気を催したチェギョンを病院に送り届け、あっという間に帰国の途についたのだった。 「あり得ないよ、シン君」 無言のシンに、チェギョンは呟いた。 「だが、なぁ…」 あの時、あれがシンの精一杯だった。 あれがあったから、チェギョンを帰国させるまで頑張れた。 シンにとって、心の支えだったのだ。
カワラヌオモイ6 2011-12-07 23:57:16 | 宮 カワラヌオモイ 「何よぉ」 子どものように頬を膨らませたチェギョンの頬を、シンは手を伸ばすと人差し指で軽くつついた。 「本当に変わらないなぁ、チェギョンは」 そう言いながらシンは声を出して笑った。 「フフ、フフフ」 つられて笑い出したチェギョンの声も、夜の静寂に響いたのだった。 いつの間にか月は低く、乳白色に黄色いベールを掛けた色に輝いていた。 「さて、何の話をしていた?」 一頻り笑ったシンが、真顔でチェギョンにそう言った。 「ええと…」 チェギョンは顎に人差し指を当てて呟いた。 「マカオの話よ!」 チェギョンはニッコリ笑いながら、大きめな声でそう言った。 「あぁ、そうだ。それで、結婚式の話だっけ?」 「そう、結婚式よ」 チェギョンは少し、身を乗り出した。 シンは慌てて間にある瓶を取り上げたのだった。 「…ごめん」 シンはチェギョンを横目で見ながら呟いた。 「…なぜ、結婚式なんだ?」 「だって、あの時のシン君、強引だったもの」 強引と言われても、シンには思い当たらない。 不思議そうな顔をするシンに気付いたチェギョンが上目遣いで言った。 「プロポーズして、すぐに結婚式なんてあり得ないわ」 互いに見詰めたまま、沈黙の時間が流れた。 「…すでに、夫婦だったし?」 シンは、思い付く限りの答えを出した。 「何それ?」 チェギョンは納得しない。 「嫌、だったのか?」 シンにすれば、今さら否定されたら堪ったものではない。だから、その声は自ずと小さくなる。 「ううん」 「なら、何が不満なんだよ」 少し安心したせいか、シンの声が威圧的に響いた。 「だって、急に結婚式するぞ!って、ドレスも何もかも決まってて、アントニオもマリヤも誰も呼べなかったし。終わったら終わったで、帰っちゃうんだもん」
カワラヌオモイ5 2011-12-05 23:58:07 | 宮 カワラヌオモイ 「シン君…」 チェギョンはうつむき気味のシンに「でも」と続けた。 「何でも無いような思い出の方が、大事だったりするのよ?」 上目遣いでチェギョンはそう言った。 「そうか?」 どこか釈然としないシンは、月を見ながら酒を一気に流し込んだ。 「そうよ」 チェギョンは瓶を手に取ると、無言で差し出された杯に、無言で酒を注いだ。 トクトクと、注がれる音だけが辺りを満たす。 緩やかに吹く風が、懐かしい香りを運んだ。 「そう言えば、マカオでの事を覚えている?」 チェギョンは微かに首を傾げた。 「式を挙げた時の事か?」 シンは月からチェギョンへ視線を向けた。 「そう、あの時のこと」 「忘れるはずがない。いや、忘れられるものか」 そう断言したシンに、チェギョンは小さく笑った。 「なんだ?」 不思議そうなシンに、チェギョンはさらに笑った。 「だって…」 チェギョンは、シンをチラリと見上げた。 「やっぱり、シン君なんだなぁ、って」 シンは片眉の眉尻を上げた。 「?」 「シン君はシン君のまま…『王子病』は、変わらないってことよ」 そう言って朗らかに笑ったチェギョンに、シンは憮然とした。 「ならば、お前も変わらないだろうが。明朗病のシン・チェギョン」