雲上楼閣 砂造宮殿

気ままに自分勝手なブログ。徒然に書いたり、暇潰してみたり、創作してみたり・・・

当たり前に朝はやって来るわけですよ

2013-09-21 09:11:52 | Weblog
例え、誰かに何かがあったとしても、毎日朝はやって来るわけで

そこにどんな悲劇があろうが、嫌なことがあろうが、楽しいこと、夢みたいなことが、夜中にあったとしても、毎日朝はやって来るわけで

それは、万人どころか、数多の命の有無すらも関係なく、ただ時は流れて、夜から朝になり、昼になって夕刻になる

その繰り返しこそが、あたりまえ

そうやって、日々は連なって、昨日が、今日が、明日が出来上がって行くのです

本日は中秋の名月です

2013-09-19 23:50:01 | Weblog
こんばんは☆
本日は中秋の名月です。

片月見は縁起が悪いと言いますが、各ブログでイベント大量勃発中につき、各所で満月を眺めております。

素敵なお話を紡がれる皆さま、ありがとうございます(*´∀`)♪

さて、心安らかなステキな夜が皆さまに訪れますように。
自分はもう少し、お話の世界を探検して参ります。

9月18日の日記

2013-09-19 23:48:46 | Weblog
9月だというのに暑かったですね。

さて、本日は仕事の関連で新開場公演中の歌舞伎座に行って、昼公演を見て参りました。
『新薄雪物語』

腰元籬役の七之助さんが綺麗で、キレイすぎて、ちょっと恐ろしいくらいでした。
あの色気は何だろうか?

第二部の中村兄弟の『吉原雀』の躍りが、思わず体を乗り出して見てしまうほど魅惑的でした。狂言で勘九郎さんが演じた、なよっとした佐衛門とは余りにイメージが違って、力強い物売りの立役なのに色気があって、まさに息を呑む美しさでした。

こんなに対局の兄弟もスゴいな、と。

中村兄弟の共演はまた見たいな。

宮~永遠とか幻想の、また違う話~1

2013-09-12 13:23:40 | Weblog
見上げた空は澄んでいて、白い雲が気持ち良さそうに流れていく。
時おり吹く風は心地よく、少し長めの前髪を揺らした。
汗ばみ始める季節に、シンはいつもの非常階段で、空を見上げていた。
傍らには、この世で唯一親しい女性、ミン・ヒョリン。
シンにすれば、さして気を使わず、同じ感性で、何を言わずとも察してくれるヒョリンは、一緒にいて楽しかった。
だから今日とて、無言でここにいるのだ。
「なぁ、ヒョリン?」
「…なぁに?」
空を見上げたままのシンが、続けた。
「永遠て、信じるか?」
「え?」
思わずシンを見上げたヒョリンに気付かぬまま、さらにこう言った。
「永遠何てものを人が望むのは、どんな時なんだろうな?」
ヒョリンは、思わず唇を食んだのだった。

韓国芸術高校。
国内の優秀な芸術家の卵が集まるこの学校に、三年前、稀有な存在が入学した。
それは、皇太子の肩書きを持つ少年イ・シン。
何のいたずらか、彼はこの学校で3人の悪友と少しだけ特別な存在の少女を得たのだった。