雲上楼閣 砂造宮殿

気ままに自分勝手なブログ。徒然に書いたり、暇潰してみたり、創作してみたり・・・

カワラヌオモイ8

2012-01-27 23:47:20 | 宮 カワラヌオモイ
「でも、嬉しかったよ」
シンは伏せていた目をチェギョンに向けた。
そこには、あの頃と変わらぬ笑顔のチェギョンがいた。
「ありがとう、シン君」
途端、シンの胸が大きく鳴った。
「あ…あぁ…」
シンは何とも言えぬ高揚感に、涙が出そうだった。
月はいつの間にか低く、白銀色に輝いている。
長く伸びた二人の影が重なった。
「フフ…」
チェギョンの微かな笑い声が夜風に紛れた。
「…なんだ?」
「フ、久しぶりで…何だか照れるわ」
途端、シンの頬が緩んだ。
「お前は変わらないなぁ」
白銀の月はゆっくりと大きく、丸くなっていく。
シンは見上げるまでも無くなった月を、見るとも無しに見ながら、唇を湿らせた。
「オンは、よくやっている」唐突に呟かれた言葉に、チェギョンはシンを見た。
「ソヨンを見ていると、ユルと僕は従兄弟なんだと思い知らされる。時々の仕草が、よく似てる」
シンは、鏡の写し見のような従兄弟の顔を思い浮かべた。
かつて、一人の女性と帝位を巡り争った従兄弟は、時間が経ってみると自分自身だった。
「懐かしい」
シンの隣から小さな呟きが聞こえた。
はにかんだ妻の横顔に、シンの胸中でチリリと音を立てる物があった。
シンは苦笑を浮かべた。

適当に更新するなら、しない方が

2012-01-23 00:27:48 | Weblog
適当に更新するなら、しない方が良いか?


分からんが、取り敢えず何か書きたいかな?



引かれそうな内容なら思い付く。
いや、それさえ無理か?

取り敢えず、土日を寝て潰した。
食べたら眠くなって、2、3時間寝て、10分位目を覚まして、また寝て。
あれは、人の気配か、携帯の着信で起きてた。

エンドレスでCDかけてから、時間なんか分からないし、体力が限界なんだろう。

今は韓国ダンスアイドルの借り物DVD見てます。
年末に借りたんだから、そろそろ返さないとな。

他にもCDあるけど、この状態で、家に居れば寝てるか、出掛けてるかだから、聞けない。
読みたい本も山積みだ。

愚痴だな、もう。
自分への愚痴。


ところで、SJにユル君を演じたジョンフンに似た人がいるなぁ。
あ、日本正式デビューしてないんだってね、SJ。
驚きだよ。
日本のレコード会社と契約していないだけだから、超人気のマイナーミュージシャンと同じか。