雲上楼閣 砂造宮殿

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映画「サヨナラまでの30分」を見ました

2021-04-10 22:39:04 | Weblog

2020年公開の映画。

なんで見ようと思ったのだろう?

新田真剣佑?

北村匠海?

バンドだから?

入れ替りだから?

取り合えず、契約してるトコでオススメされ、見ました。

えと、青春恋愛モノ?友情もの?かな。

厭世的になってる主人公と、強烈な想いを残して死んでしまった超プラス思考のバンドマンとの精神入れ替りもの。

切っ掛けは1本のテープ。

テープって、まだ現役なんだよね。

テープの長さで時間が測れるから、練習の時とか便利らしいです。

歌とか演説とか、説明とか。

で、片面30分のテープが再生されている間だけ入れ替われる2人の物語。

 

北村匠海さん演じる主役と新田真剣佑さん演じる今はなきバンドマンの幽霊?記憶の人?が真逆の性格というか、高校で同クラでも、余程の運命的ともいえる切っ掛けがないと絡まない!と思えるくらい性格違いすぎ。

序盤、会話が一方的過ぎて、よくめげないなぁと思えるくらい。

まぁ、新田真剣佑さんの役は終始そんな感じ。でも、ただ暴走するだけじゃなくて、色々感じて、理解してる。

補助役が絶対的に必要なカリスマ的リーダータイプ。

北村匠海さん演じる主役は、中学時代の教師の余計な一言により人間不信気味。

でも、分かりやすい人間不信なので、元々は素直なタイプと思われる。

 

主役がなぜかテープとプレイヤーを拾い、入れ替りが始まる。

あぁ、バンドマンがいなくなって、人生に希望が持てなくなったバンドメンバー再生の話でもあるかな。

あと、主役自身も。

 

話は全体的に明るいトーンで、暗くない。

音楽を通じて、主役2人も意気投合してるし、バンドマン君は、死んだことにパニックにもならず、「あれ?」みたいな反応。

「あれ?俺、どうしたっけ?俺のこと、お前しか見えてないじゃん!協力してよ、俺も協力するから!ね?」みたいなノリ。

主役は、巻き込まれ型の主役と思いきや、ずっと1人でいられる根性あるから、結構強か。

会社面接とか、バンドマン君を利用してるし。

 

イケメンと爽やかな青春ものが見たいかたにはオススメです。

嫉妬すら爽やか。

涙も最後の数分だけ。

切ないちゃ、切ないけど引きずる感じは皆無。

みんな、消化?昇華?できた感じ。

 

明るくなりたかったら、オススメします。

 

 

 



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