4月3日、大垣スイトピアセンターで子供たちのミュージカル 「海のふ・し・ぎ」 が開催され出掛けてきました。
リトミックGifuの年長児から小学6年生までの子供たちが演じるミュージカルです。
主催者側の挨拶には、
未曾有の災害に、日本中が深い悲しみに包まれている、この時期にミュージカル公演を行うことに迷いを
感じますが、一年間練習に励んできた子どもたちのために、予定通り行うことにいたしました と、書かれていました。
今回のミュージカル 「海のふ・し・ぎ」のテーマは 『命』 です。
広い海を自分だけのものにしようと企む魔女たちは、小さな魚たちと戦うなかで、命はこの世にたった一つしかない大切なものであること、
生き物たちはみんな他の生き物たちの命をもらって生きていること、
遠い昔から命と命はずっとつながっていることを学んでいきます・・・
そして、限りなき命を精一杯に生きること、命を未来へつなぐことを誓い合う と、いうストーリー でした。
子どもたちが一年間かけて、練習してきた成果が充分みてとれる舞台でした。
前もって、わかっているストーリーとはいえ、バックの音楽に同化して踊る姿にひきつけられて観ておりました。
魔女とその妹の役は6年生でしたが、その役になりきっていて素晴らしかったです。
伸びのある歌声も今後が大いに楽しみな気がします。
9場の舞台が終わりエピローグには、『いのちのふしぎ』 という歌を全員で手話表現で見せてくれました。
みんなの一生懸命さに、ほろりと感動の涙も・・・
ミュージカルのなかで使われた 「黄金の魚」を紹介します。
黄金の魚
作詞 谷川俊太郎
作曲 谷川賢作
おおきなさかなはおおきなくちで
ちゅうくらいのさかなをたべ
ちゅうくらいのさかなは
ちいさなさかなをたべ
ちいさなさかなは
もっとちいさな
さかなをたべ
いのちはいのちをいけにえとして
ひかりかがやく
しあわせはふしあわせをやしないとして
はなひらく
どんなよろこびのふかいうみにも
ひとつぶのなみだが
とけていないということはない
会場内は撮影禁止でしたが、↑は 終わって会場の外に出て父兄たちに会っている時です。
低学年のクマノミ役のこどもたちも、ほっと緊張がとけているようでした。
**リトミックとは、スイスの作曲家エミール・ジャック・ダルクローズによって創案された音楽教育法。
音やリズムに対して身体的に反応、行動することによって精神と身体を調和させ、集中力や自発性、表現力を培い
創造的な人間教育をめざす 教育だそうです。
子供達の演技は未来のミュージカルスターの可能性を感じさせたことでしょう。
子供の一生懸命な姿だけでも感動を呼ぶように思えます。
ゆうさんは以前から知っておられたのですね。
子供たちの、のびのびとリズムに乗る様、一生懸命な姿には感動しました。
いろんな可能性を秘めている子供たちです。
未来のミュージカルスターを夢みている子もいるかもしれません。
でも小さい子が一生懸命に演技している姿は見ている方もきもち良いですよね?
テーマも命とはとてもジャストな気がします。
教育とはそういうものなのかも知れませんね。
ぜひ未来のミュージカルスターが育ってほしいものです。
バジルさんも、そうですか。
テーマの『命』というのも、よかったです。
子供たちが一生懸命な姿を見れるのは、いいものですね。