昨日、特養の叔母のところへ出かけてきました。
いろんな雑用が重なり、二月ほど空いてしまいました。
先日、叔父に電話すると、叔母が、やーやが体調を崩しているのでは・・・と、心配していたと言うのです。
こちらが心配する方ですのに、気遣われていたとは・・・
今回は、大阪で下車して、お昼を済ませてから特養へ向かいました。いつもは叔父と連絡を取り合って行くのですが、ひょっこり行ってびっくりさせよう・・・と思い、連絡なしででかけました。
受付を済ませてロビーのある3階へのぼると、広いホールで皆さんテレビをみておいででした。
叔母はびっくりしていました。個室で話そうと車椅子ごと部屋に移動しました。
入り口近くに洗面所・トイレがついて南側にベットと物入れ、ほぼ病院と同じような間取りです。
しばらく話していて、トイレに行くというので、ついていこうとすると、 勝手に行かずにブザーで介護の人を呼ぶようになっているといいます。
若い男性の介護士さんが来てくれました。
叔母は車椅子を自分で動かせますし、リハビリをすればトイレに座ることも出来るようになるのでは・・・と思えます。
ただ、右手・右足のみしか自由がきかないので、立っていることが精いっぱいで、下着を上げ下ろしすることが無理なのです。
利き手の右を使うことは体を支えている手を放すことになるので、危ないと判断されているようです。
それならリハビリをしているのか?と思いますが、この特養ではリハビリは毎日はないとのこと。
特養側としては、大切なお預かりしている人達が、施設内でころんで怪我をしてもらっては困るということが、何にも増して優先されているようです。
それで、勝手に自分で動かないでください・・・ということになっているようです。
私が来ている連絡を受けて、叔父もやってきました。叔父を交え三人で、上記のことを話しました。
自分で出来そうなことも、怪我をしては・・・と抑えられ、リハビリも少ない現状では、機能は、どんどん退化
してしまうのではないか・・・
本人もそう思いながら、おかれている現状の雰囲気にのまれ、順応しつつあるところです。リハビリを受けたいと思っている気持ちは、どこで受け止めてもらえるのでしょう。
手のマッサージをして、いっしょにお茶を飲んで、とりとめのない話をしていた叔母は、突然、夫である叔父に
あなたが先に逝ったら、私はひとりになってしまう・・・
自転車でここへ来るとき、用心してね。ころばないでね。と、涙ながらに訴えます。
心にある不安が急に大きくふくらんで、言わないではおれない気持ちになったのでしょうね~
気が付くと3時半をまわっています。
あまり長く個室にいては・・・と叔母が気にします。ホールにでて、自分の席につくと向かいの方が自分のひざかけを見せながら、「すぐそばの店にあるから、買ってきてあげて・・・」と親しげな口調で話しかけてこられました。
早速、叔父とお店に探しに行って買いました。不足の日用品なども買い、もういちど特養に戻りました。
結婚して50年ほどを奥さんまかせで、過ごしてきた叔父です。こまごました買い物は苦手な様子でした。
秋の日暮れはつるべ落としです。帰途は通勤帰りの時間にあたり、混雑しましたが、京都からは座ることができました。
決して自分には起こらないなどといえることではありません。
特養の言い分・叔父・叔母の気持ちなどを考えてても、簡単に結論の出る問題ではありません。
列車に揺られながら、数分間眠ってしまっていました。午後9時半、最寄の駅に着きました。
私が行っている施設も特養です
4月新しい施設になり移転しました
仰るように個室 ほぼ同じです しかし 個室と言うのも考えものです
2人 3人部屋なら お話しも出来ますし 介護員さんが
一人の方に用事でみえても 話しかけて貰えます
その反面 煩わしくなくて良いって人も居ます
ボランティア仲間では一人部屋はブーイングですね
伯母様 喜んでいらした半面 ご主人の事が不安になったのでしょう
話せてホッとなさっている事でしょう
お疲れさまでした
抑えていた気持ちが緩んだのかしらと感じました。
溜めていた不安を言葉にすることで、涙を流せる人たちの中で
重いものを少し吐き出せたのでは、
自分の親のことですが、なかなか、会いに行けません。
遠いところを叔母さま孝行なさいましたね。
色々、悩みを抱えての、特養生活なんですね。
とても他人事とは思えません。
昔は、入居者の身の回りの世話は、「家政婦協会」派遣の女性が世話をしてくれたものです。
親の面倒も見れない人が多い中、大阪までお見舞いに行かれたとの事、
叔父、叔母さまの喜びが目に見えるようです。
良いな事をされたと思います。
yumemiruさんは、本当の優しい心を持った方なのですね。
yumemiruさんの仰るように“決して自分には起こらない”などといえることではありませんものね。
そして叔父さまのように、老後夫婦二人のいずれかがこのように施設にお世話になる・・・。
こういうこともありうるんですよね。
でなければ老々介護をしなくてはいけない羽目になることだって
あると思うのです。
母が良く「長く生きすぎた」って話してました。
娘としてはこんなこと母に言わせてはいけないなって思ってましたが・・・。
特養の言い分。
わからないではありませんが、ままならないですよね。
ボランティァで、特養に行かれることのある、ひまわりさん
いろんな場面を経験されていることと思います。
特養もみな統一されているわけではなく、個々に違うところもあるようですね。
頭はしっかりしている叔母なので、夫のこと今後のことが
心配になるようです。
かといって、特養にいる身では自分で決めることなどできないので、
その葛藤が大きいようです。
私が行って、取り立ててしてあげることはないのですが、
行って話をしてきます。
いつもは涙をみせない叔母ですが、気持ちを表に出して
一時的にでも楽になったかもしれません。
私自身の父母はすでに亡く、せめてお世話になった叔母が喜んでくれるなら・・・と
出かけています。
でも200km離れていますのでね~
月に1度はと、思っています。
特養のことを全く知らなかった私ですが、叔母のところへ行くようになり
少しづつ、解ってきました。
自分もお世話にならない!と言い切れるわけではありませんので、
自分の為にも知りたいと思うようになりました。
行って、話を聞くことくらいしかできないのに、喜んでくれるので、
又行こうという気持ちになります。
体が不自由になるということは、本当に辛いものですね。
本当に、自分には関係ないとはいえませんね。
未来の自分たちの姿かもしれません。
叔父夫婦は8歳の年齢差があるのですが、その年下の叔母の方が
倒れたわけですからね~
仕事一筋だった叔父は家事は出来ない人で、今でも細かい事はわからなかったりです。
今の状況では家での介護などとても無理で、特養でお世話に
なっている訳ですが、叔母の方は家へ戻りたい気持ちをもっています。
家庭だったら止む負えないと思う事もお世話する側としては預かっている手前と言う事ですね。
同じ思いを持たれていたという事で私はなぜかホッといたしました。ありがとうございます。
自宅で家族の介護がうまくいけば一番の幸せ者ですね。この場に及んで今更・・と言われると思いますが、本音です。
私も同じ思いをされていたことを知り、心情をわかっていただけたかと
嬉しい気持ちです。
叔父夫婦も私もリハビリができたらいいのに・・・と思っているのですが、
特養にいるかぎり、無理な気がします。特養も個々でやりかたの差は
あるのかもしれませんが・・・
当事者ではないので、自分がアクションを起こすことはできませんが、
叔父にアドバイスをして、いっしょに考えていきたいと思っています。