月に一回、源氏物語講座を受けています。岐阜からおいでくださるT先生の講座は、秋山虔さん訳の源氏物語を使っています。
先生にわかりやすく解説していただくことで、奥深い物語に触れることができています。また、時々は古典の世界から脱線して現代論に及ぶこともありますが、これが面白いので続いているところもあります。
今月は二十三帖「初音」に入りました。
「初音」で思い出すのは、
徳川三大将軍家光の娘・千代姫の婚礼調度 「初音の調度」が有名です。
随分前に、名古屋の徳川美術館で一部が公開されたときに見た覚えがあります。貝桶(貝合わせの入れ物)・三棚飾りなどの調度は蒔絵で作られており、それはそれは豪華なものでした。 画像は徳川美術館へ ⇒
先生は分厚い「源氏物語絵巻」の初音の場面を前から回してみせてくださいます。
それとは別に、
こんな、解りやすい本も出ていますよ・・・と紹介してくださったのが ↓ の雑誌です。
会員の数名が「もっていま~す」と手をあげておいででした。すぐ前の先輩 I さんが、一度見てごらんとお貸しくださり、持ち帰りました。
「週間 絵巻で楽しむ 源氏物語」と ありますから、週刊誌なのですね。36ページ 590円とあります。
挿絵やカラーの写真入りで、これは、手っ取り早く楽しめそうですよ。
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源氏物語は恋愛小説ではない!というのが T先生の口癖です。人生の物語だから世界にも訳されて、これだけ長く沢山の人に読まれている・・・とおっしゃいます。
奥深い物語とは、よくわかっております。ただ月一回の講義で1帖をクリアするのが長短あるので、2~4ヶ月くらいかかります。
54帖をクリアするのには、あと31帖、どんなに低く計算しても6年~8年はかかりそう~~
それまで元気で講義を受けられるでしょうか? はなはだ自信の持てない年数のよう~~~です。
どの地域でも源氏講座があるようですね。
今受けている講座は、秋山氏の訳です。そのまま読もうとしても
かなり骨がおれます。
それを講座で、その方の訳に忠実に解説してもらっています。
今のやり方だと、期間がかかりますが、講座によって違うのではないでしょうか。
なんでも試してみるのもいいかもしれません。
でもお勤めをもっておられると、時間がないかな~
本屋さんに行くと源氏物語はいろんな方の訳で、出ています。
大筋では一緒でも、訳した方のカラーがでていて違いますよ。
今回紹介した「絵巻で楽し源氏物語」は週刊誌で1帖づつまとめてあるようです。
これだと1年4月くらいで54帖がクリァできそうですね。
短歌に興味があれば万葉集もいいですよ。
源氏物語、万葉集1、古今和歌集、漢文学などは、技術系の仕事を
目指すしていましたので、正直、あまり力を入れていませんでした。
あまり、よく知りません。
yumemiruさんのブログを拝見しますと、読んでみたい気がします。
今度本屋に行きましたら、見てみます。
万葉集に少し興味が出てきました。