もちろん安倍・菅政権時代の話
「自分の政権」の教条(明文はない)に対して、異なる意見を認めずに、逆に弾劾する、排除する政治だ。
任命拒否の理由は「首相に任命権がある」というのみである。
理屈にも何もなっていない。最悪は「組織が悪だ」と掏り替える。
「絵で分かる物理学の歴史(並木雅俊著:講談社刊)」の一部に、ニュートンの説にゲーテが異論に対して『科学者は「わかる、わからない」であるが、生活者は「納得する、納得しない」である点に違いがある』とあった。
科学ではゲーテは生活者つまり俗人である。分光とか何とかはどうあれ、明るいか、暗いか、どういう色かが俗人の問題。
菅政権の中枢は俗人過ぎる、感情が先立つ人材で占められている。
学術的に、普遍的、客観的にものを見る目を持たない、責任のない、遵法の心のない危険な政府である。
弊害は、公平、公正を失った政治がアベ政権後も続く懸念がある。