ゆりぢるのお勝手ブログ

心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書き付けてゆきます。

不謹慎か?

2015-06-10 22:10:43 | 日記
看護師のカルテの記録を見るとよく、「急変の可能性がある」という文言を見かける。

急変というのはいわゆる「心停止」「呼吸停止」、有り体に言えば亡くなってしまうことなのだけれど、読んで字の如く「急に容態が変わること」だと思うのだが、

例えばかなりのご高齢で、もしもの時(これまた亡くなられた時)には、無理な蘇生などは施さずに安らかに看取りましょう、という家族の意向も確認されており、ご本人ももういつどうなってもおかしくない、という状態の時。

そんな時でもひたすらカルテには「急変の可能性があるため、観察を強化していく」みたいなことが書かれ続けていく。

そんな状態からの心肺停止でも「急変」というのもなんだか不思議な感じだよなぁ、とふと思ってしまったら、違和感しか感じない。

(だって急じゃないじゃん。みんな薄々覚悟してたじゃん)

急変?可能性?

看護師ならではの独特な言い回しなのかもしれないが、じゃあなんて表現すればいいの?って言われると、
これまたちょっと、直接的過ぎるだろ!みたいな表現しか思いつかないので、看護師としてどうなの?みたいになっちゃうので、
ここだけの話。
お口にはチャックである。

お盆に乗っても帰れそうにないナス。