ゆりぢるのお勝手ブログ

心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書き付けてゆきます。

傘に振り回される。

2015-06-26 22:19:41 | 日記
朝、長男に「雨が降りそうだから傘持って行きなよ~」と声をかけると「傘がない!」とのこと。

「学校に置きっぱなしなんじゃない?」と別の傘を持って行かせたのだが、

私が出掛ける際に、これまた私の傘がない…

いやいや、外の傘立てに置いてあったよね?
ずぼら2人組は出しっぱなしだったよね?

よもやと思って家の中も探したが見当たらない。
え…まさか盗まれた?急な夕立とかで誰かがうちの門の中まで入って、傘さしてった?

何せ忙しい朝のこと、謎解きをする時間などあるわけもなく、とりあえずビニール傘持って出勤。

ゴタゴタあったせいで、いつものバスの時間には間に合わず、
これからバス乗っても遅刻だろ…と思い、タクシーを停める。

必死の形相でタクシーを停め「○○病院まで!」と乗り込む私に運ちゃんもただならぬ状況を察してくれたのか、トばす・トばす…

車線変更を繰り返し、少しでも空いている車線を選び、自分が車運転してる時だったら、このタクシーには近寄りたくないな、というほどに。

「病院の裏にそのまま停めて下さい」と言いながら、早々に財布の中身を確認。
あと少しなのに…という所で路駐渋滞!
すると運ちゃんはそこで車を停め「1810円です」待っているより降りて走れ!という判断ですね!
私も同感です!

あー!10円玉がない…2010円で払いたいのに!「スミマセン、2000円からで」と言うと「いいよ、いいよ」とおつり200円をホイっと渡してくれた。
10円まけてくれるのがこんなに嬉しいことはなかった…

ダッシュで最終コーナーを曲がり、おかげで遅刻することなく出勤できた。
タクシー代1800円なら(ホントは1810円だが)自分の車で来て、コインパーキングに停めるのと同額だし、まぁよしとするか…

これで高くつくわ、遅刻するわ、では泣きっ面に蜂どころの話ではない。
タクシーの運ちゃんのおかげで、朝のモヤッとした気分が帳消しになった。
たかが10円、されど10円である。

さて、盗難疑惑の傘であるが、ダンナにも「傘、盗まれたかも!」とプンスコ長いメールを送ったのだが、
「うちの車の後ろの座席の下に転がってたよ」という衝撃の返信…

帰ってから長男に「~らしいのだが」と告げると「あ、そうだった。この前出掛ける時に念のため傘持ってって、使わなかったから忘れてた」

ありがとう。母の傘も持って行ってくれたのだね。
出来れば元の場所に戻すなり、せめてそのことを覚えておいて欲しかったよ…


バリ島のカエル。
傘、さしてます。