ゆりぢるのお勝手ブログ

心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書き付けてゆきます。

ネコの話。その1

2015-06-12 21:16:09 | 日記
かれこれ、小学5年の時からネコを飼っている。

ホントはもっと小さい時からネコを飼いたかったのだが、母親が「ネコなんか飼うと一日中ネコネコ言って何にもしなくなっちゃうからダメ!」
と禁止されていたのだ。

ところが、ある日迷い猫がひょっこり現れ、それがまたエラい人なつっこいネコで(首輪をしていたので飼い猫であろう)
以前からうちに飼われてました、みたいな顔をして居座ってしまった。

毎晩一緒に寝たり、ジャらしたり楽しく過ごしていたのだが、ある日学校で友達に「うちに迷子のネコが来ててさ~」と話したところ、「…それ、うちのネコかもしれない」という衝撃の告白。
ネコの特徴も、首輪の特徴もドンピシャで、その日のうちに引き取りに来て元の家に帰ってしまった。

さぁ、そこで一番寂しがったのはなんと母だった。
私達が学校に行っている間、どうやら親交を深めていたらしく、最初からいなければどうということはなかったのに、
なまじっか可愛さを知ってしまったばっかりに、ネコ欠乏症になってしまった。

一日中ネコネコ言ってたのは母だったのだ。

そこからうちはネコを絶やしたことがなく、初代は兄の友人が拾った茶トラ猫「太郎」、次は茶トラ+白「チビ太」。

この時点で私は嫁に行ってしまったのだが、このチビ太がかなりのツンデレで、旦那が最初に遊びに来た時には「フン!」と見向きもしなかったのに、回を重ねるごとに懐いてゆき、犬派だった旦那をすっかり猫派に変えてしまった。

余談であるが、実は旦那は猫アレルギーであり、独身時代に私の車に乗る度にクシャミ鼻水鼻づまりと鼻炎の諸症状を呈していた。

私が毛まみれのまま車に乗るので、車の中も毛が舞っていたのであろう。

その後、旦那の猫アレルギーは、ネコを飼うことが減感作療法となり、今では一端の猫の飼い主となっている。

次回は今飼っているネコについて。

「私はチビ太です」

写真を写真撮るのって意外と難しい…