yurikago-sa

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四国八十八カ所 第六十五番 三角寺

2015年01月01日 | 日記

四国八十八ケ所霊場 ご開創1200年記念のバスツアー巡拝 第11回

 平成26年10月27日 愛媛県の 「菩提のの道場」最後の札所 

伊予の関所寺といわれています 第六十五番 由霊山(ゆれいざん)三角を参詣しました

三角寺は聖武天皇(在位724~749)の勅願によって 行基菩薩が開創したと伝えられ

815年 弘法大師がこの寺を訪れ 本尊の十一面観音像刻んで安置され 不動明王も

刻み 三角の護摩壇を築いて 21日間 国の安泰と万民の福祉を祈願し

降伏護摩の秘法を修法され 寺号を 三角護摩壇に由来し 三角寺と称し 霊場と定めたそうです

三角寺 境内図

 標高450mの三角寺山の中腹にある三角寺へは 麓でマイクロバスに

乗り分け 寺への上り口まで横着け 自然石の73段の石段を上る

鐘楼仁王門

参拝者は 入り鐘を打ちます 出る鐘(金)は打ちません

 

金剛力士像

 

門を入ると すぐ左にびんずるさん

 

右に 納経所 

正面に庫裏 

参道を左に進むと左手に手水場

休息所

山桜の木

樹齢300~400年といわれ つっかえ棒で支えるほどの 見事な枝ぶりです 

山桜の側に 一茶句碑

 1795年 三角寺に詣でた俳人 小林一茶が詠んだ句

  「是でこそ 登りかいあり 山桜」

本堂

 境内に入って 左奥に本堂があります

兵火で 本尊を除いて堂宇などは焼失 現在の本堂は1849年に再建されています

  ご本尊は 十一面観世音菩薩 兵火から 難を免れた 秘仏です

 安産 子安  開運 厄除けの観音さまとして信仰をされています

 妊婦さんが お寺で杓子をいただき 夫婦で食事のときに使い 

お産の時に床下に置くと 安産が出来るといわれています

出産すると お礼参りに 新しい杓子を奉納するそうです 

  

道標

本堂を前にして 「奥の院 是より五十八丁・・・」279回巡拝の記録の持ち主の 

中務(なかつか)茂平衛(100回目から名前を改め義教(ぎきょう)さん の 

お遍路の案内石(左)は 俳句を添えて 独力で四国に170基建てたと伝わっています

右の道標も「是より奥院まで 五十八丁」本堂を背にして立っていました

 大師堂

 本堂手前右上段に建っています

延命地蔵尊 

大師堂の左に 大きな延命地蔵像 銅製で高さ7m 昭和52年に建立されています

大師堂の下段右に 薬師堂

薬師堂の右に 三角池(みすみのいけ)

三角池は 大師が三角の護摩壇を築いて 21日間 降伏護摩の秘法を修した 

護摩壇跡と伝えられています 

 

池には三角形の島があり

学問 音楽 蓄財の神 弁財天さまが祀られています

 三角池右に 三界萬霊地蔵尊

過去 現在 未来 この世のすべての霊を供養して下さるお地蔵さまです

        

つぎ大野原ICを経て バスで約30分走って 66番札所雲辺寺 山麓 昼食です

おしまい