平成26年5月26日 天気 雨 第三十八番 蹉跎山 金剛福寺を参詣しました
金剛福寺は 822年弘法大師が 四国の最南端の この地を訪れ 太平洋の大海原に観世音菩薩の住む
補陀落の理想の世界を感得し 嵯峨天皇の 勅願で 伽藍を 建立 三面千手観音菩薩像を刻み安置し
寺を開創 「金剛福寺」と名づけ 霊場に定めたそうです(補陀落とはインドの南海岸にある 観音さまの住む山のことです)
観音さまの浄土に一番近いと言われる 金剛福寺は 四国最南端の足摺岬に建ち
雨が降り 風がそえば 傘の柄をしっかり支えてないと 風が暴れながら通りすぎます
金剛福寺境内図
仁王門
仁王門 には 平安時代の三筆(嵯峨天皇・弘法大師・橘逸勢) といわれた差峨天皇の
書いた「補陀落東門」と彫られた木額を掲げています
。
金剛力士像
迫力が今一つ ボディビル金剛力士さん
仁王門を入ると 左に 手水場
つづいて石造の 大師亀 頭を撫でて お祈りすると ご利益があります 撫でられて 亀の頭 は ツルピカです
お大師さんが亀を呼び 海の不動岩に渡って 修行したと伝えられています
右手に 納経所
そして 不動堂
その奥に 多宝塔
源頼光公が清和天皇の供養の為に 建立されたもので ご本尊は胎蔵界の 大日如来さまが祀られています
平成に大修理され 屋根の九輪の宝塔は寺のシンボルといわれています
仁王門から正面奥に 本堂
ご本尊は 三面千手観世音菩薩(秘仏)
このような観音さま (ダウンロード画像)
本面の左右に脇面が付き 秘仏は高さ約1.6mの檜材寄せ木造りだそうで
高知県の保護有形文化財に指定されています
病気 長寿 などにご利益があり 特に夫婦円満 難産にご利益があるといわれています
本堂の左に 愛染堂
良縁 夫婦円満 煩悩を悟りの心に高めて下さる 愛染明王(県の保護有形文化財の指定)と
病気が治り 子どもが授かるという 十一面観音の化身とされる歓喜天が祀られています
愛染堂の左大きな岩と十三重の塔の間に薬師如来像?
すごく立派な 十三重供養塔 土台に 鯨や魚のレリーフが彫られています
権現堂
その左に 金剛福寺の守護神が祀られている権現堂
その左に 水かけ地蔵さん
すごく立派な 三界萬霊供養塔
八十八ケ所の ご本尊の石仏が並んでいます
大師堂
本堂から 左に数々のお堂 石仏が並んだ 境内の左の端に・・大師堂があります
開創1200年記念 お手綱と大きな五鈷杵が置かれています
歴代の住職さんの?五輪塔が並び 大師七不思議の くわず芋が芽を出しています
大師堂から仁王門に向かう参道脇にも堂宇 石仏が安置されています
龍棲池の石塔 と 池
鐘楼堂
弁天堂
七福神のなかの一神様 弁天様が祀られ
芸術 学問 蓄財の神様として 信仰されています
修行大師
龍棲池を囲むような 参道の終わりに お迎え お見送りと思える 修行大師像が佇んでいます
岩と水庭園に整理された金剛福寺を最後に 6回目巡拝の打ち止めです
最後に いいわけ
雨に降られ レンズを ふきながらのパチリ *ツアーは 「ここからが えい・・・」などと
狙いを 選り好みをする余裕などなく 「いきあたり ばったり」 お見苦しい画像で ごめんなさい
おしまい
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます