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四国八十八ケ所 第二十九番札所 国分寺

2014年06月05日 | 日記

平成26年4月14日 第二十九番 摩尼山(まにざん) 国分寺を参詣しました

国分寺は聖武天皇(在位724~749年)が 天下泰平 五穀豊穣 政教一致 

地方文化の向上を願って 全国68ヶ所に勅願所として 国分寺を創建されました

 土佐の 国分寺は741年 行基菩薩が 千手観音を刻んで本尊として 開創でされ 

その後弘法大師が42歳の時 この地を訪れ 自らと人々のために

厄除けの「星供の秘法」を修得され 「星供の根本道場」として霊場に定めたそうです

 

仁王門 

1655年 土佐二代目藩主 山内忠義公の寄進で 豪壮な二層造りです

  

金剛力士像

国分寺境内図

高い杉の木立と真っ直ぐな石畳の参道 正面は本堂です

  

右に手水場

鐘楼 

梵鐘は 国の重要文化財です

左に 開山堂 二間四方の建物です

 

 聖観音菩薩像                 地蔵菩薩像

酒断ち地蔵 (一言地蔵)

ある夫婦が夫の禁酒の願掛けをしたところ 叶えてくれたので

最近は酒断ち地蔵と呼ばれているそうです

 

最近葺き替えられた 美しい柿葺き(こけらぶき)の 本堂(金堂) 

現在の本堂は 1558に長宗我部元親 国親の父子によって再建され  国の重要文化財に指定されています 

ご本尊は 行基菩薩作の 千手観音菩薩 脇仏の薬師如来2体も祀られ 共に国の重要文化財指定です

 

大師堂  

弘法大師42歳の時 この寺で 厄除けを祈願し 星供秘法修得され 

星供の根本道場となり この寺の大師像は 「星供大師」と呼ばれています    

 

大師堂の左にお地蔵さんと 墓石がたくさん並んでいます 

 

                           鐘楼の左の石畳を進むと   中門                牡丹のお花見のおもてなしです

   

中門をくぐると正面に 光明殿

 極楽浄土へ おみちびきの阿弥陀如来と 日々の幸福を願う不動明王が祀られています

中門をくぐると 両脇に庭園が広がり 杉苔が美しく 「土佐の苔寺」といわれています

丹精を 込めた 牡丹の花と雨傘が咲いています

 

歌碑 

「来し方を 行く方を草 朧(おぼろ)かな」

 高浜虚子の五女の高木晴子さん作です 

 庫裏 納経所

 国分寺は創建当時の土塁が残り「土佐国分寺跡」として

境内全体が国の文化財指定になっています

境内の隅々まで 手入れが行き届き 落ち着いた雰囲気 おもてなしの国分寺を後に

  

昼食は バスで10分位走った 西島園芸団地です 

ブーゲンビリア満開の下で とれとれのフルーツ と ジュース とまとカレーを食べました

 つぎ30番札所 善楽寺まで バスで20分です

おしまい

 

 


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