yurikago-sa

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四国八十八ケ所 第二十八番札所 大日寺

2014年05月31日 | 日記

 平成26年4月14日 第二十八番  法界山 大日寺を参詣しました

大日寺は聖武天皇(在位724~749年)の勅願により 行基菩薩が大日如来を

刻み開創されました その後お寺は荒廃していましたが 815年弘法大師がこの地を訪れ 

人々の安泰を祈願 楠に爪で薬師如来像を刻み 奥の院をつくって霊場に定められました

 そのあとは 隆盛を誇り 土佐藩の 祈願寺となり堂塔も整備されましたが 明治の

神仏分離令で 一時廃寺となりましたが 地元の人達は 本堂を「大日堂」として守り 

明治17年に再興されたそうです

 

 山門 

数段の石段の途中に柱だけの簡素な造りの山門 さらに数段上ると 境内です

大日寺 境内図

 

石段の途中左に お地蔵さんが祀られています

 つづいて 鐘楼 があります

手水場は右手にあります

 

そして 六角堂  地蔵菩薩が 祀られています

 

山門の正面に 本堂

平成9年に再建され 檜と松を使って 釘を使わず 木組みだけで造られています

ご本尊の 大日如来座像は 行基菩薩が彫んだ146cmの寄木造りで 四国では

最大級といわれています  脇仏の聖観音立像は172cmの大きさで 弘法大師の甥 智証大師作で

 共に 国の重要文化財に指定されています

開創1200年記念の 御開帳のお知らせがされていました

平成26年4月21日~5月28日  10月21日~11月28日となっています

 

本堂の左に 日吉神社  方除け 魔除け 災難除け 縁結びに ご利益ありです

  

                     本堂の左に 地蔵菩薩像             金剛界大日如来像が並んでいます

                                                                    

大師堂 

 昭和58年に改修されています

ご本尊の大師像は 土佐2代目藩主 山内忠義公の寄贈だそうです

大師堂の左隅に 明治17年に再興された「復旧記念」碑かな?(裏を見てないザンネン!)

 

大師堂の左にも 供養墓石やお地蔵さんが並んでいます

 

 手水場から左に 庫裏 納経所 への門があります

庫裏 納経所 の門の前を通って 森の中の一本道を100m位行くと 奥ノ院です

弘法大師は 楠の大木の立ち木に 爪で薬師如来を彫り 奥の院とされました 

  

                      爪彫り薬師堂

爪で彫った薬師如来の 大木 楠は明治の台風で倒れ いまはその跡にお堂を建て

 倒れた楠を霊木として祀り 「爪彫り薬師如来」と呼んでいます

   

 前回巡拝の画像です (今回はお堂が新しくなっていました)

      

(同じく前回巡拝の画像です) 今回の巡拝では 上のような石は見当たりませんでした

「爪彫り薬師如来」は耳 目 鼻 口 などの首から上の病気に 霊験があるといわれ

願の叶った人は 穴のあいた石に 名前 ご利益のあったケ所を書いて奉納するそうです

       

御堂の近くに お大師さま縁の お加持水が 涸れることなく湧いています

山門の近く 遍路道の草生した中に可愛いお地蔵さんを見つけました

 つぎ29番札所 国分寺まで 約13km バスで30分です

おしまい

 

 


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