論語を現代語訳してみました。
公冶長 第五
《原文》
子路有聞、未之能行、唯恐有聞。
《翻訳》
子路〔しろ〕 聞〔き〕くこと有〔あ〕りて、未〔いま〕だ之〔これ〕を行〔おこ〕なうこと能〔あた〕わずんば、唯〔ただ〕 聞くこと有るを恐〔おそ〕る。
子路〔しろ〕 聞〔き〕くこと有〔あ〕りて、未〔いま〕だ之〔これ〕を行〔おこ〕なうこと能〔あた〕わずんば、唯〔ただ〕 聞くこと有るを恐〔おそ〕る。
《現代語訳》
子貢〔しこう〕さんはさらにお話をつづけられ、次のようにも仰られました。
そういえば子路さんの場合は、なにかしらの教えをその身に叩き込むまでは、他に学ぶことが出てくることを嫌っていましたね、と。
聞かざる! 言わざる! 見ざる!
〈つづく〉
《雑感コーナー》 以上、ご覧いただき有難う御座います。
いまの自分がまさに子路さんのようですな!
余計なものは、見ない!聞かない!言わない! ( ´∀` )
※ 関連ブログ 唯聞くあらんことを恐る
※ 孔先生とは、孔子のことで、名は孔丘〔こうきゅう〕といい、子は、先生という意味
※ 原文・翻訳の出典は、加地伸行大阪大学名誉教授の『論語 増補版 全訳註』より
※ 現代語訳は、同出典本と伊與田學先生の『論語 一日一言』を主として参考
※ イラストは『かわいいフリー素材集 いらすとや』さんより