スウィートな暇つぶし

2021年、アデラとクリンシーを相次いで亡くしたヘタレママの後悔と懺悔と感謝、そして再生のブログ

新しい家族

2023-10-29 16:44:55 | 犬・猫
八代保健所に保護されていたパピヨン、ファイトくん



初めて画像を見た時から

気になって気になって仕方なかった。

どこか晩年のアデラに似ていたから。

その境遇は詳しくはわからないけれど

寒々とした檻には似つかわしくない澄んだ瞳。



迎えた場合を想像してみる。

色々クリアしなくてはいけないこと、たくさんある。

でもそれ以上の、引き取りたいの思いが勝つ。

1番大事なことはアトリとの相性だけど

ポジティブな想像しか出てこない。

熊本民謡、おてもやんの歌詞

「あとはどうなっと、きゃーなろたい!」





そしてある日の早朝、

八代市保健所へファイトくんに会いに行った。

アトリとのお見合い。

案ずるより産むが易し。

心配は皆無だった。昔からの顔見知りのようにガウガウもベタベタもなく自然な感じ。

なんかいい感じだった。



面会とはいうものの、アトリ次第で今日連れ帰る決心だったのか

ちゃんとクレートも車に乗せて行っていた〜


元の飼い主さん、お亡くなりで保護され

当初は鬱っぽい状態から、回復までお世話していただいた

はちボラさんに感謝して



晴れて我が家の子に。





フィービーとも自然な感じ。

はじめましてのあいさつもなかったくらい。




名前は、ダリオに改名。

新しい出発、暗い過去を忘れるためにも。

ダリオは、ヴィバルディのダリオの戴冠からいただきました。

色々乗り越えてペルシャ王となるダリオ。

我が家のダリちゃんにも輝かしい未来がありますように!




早くいろんなこと済ませて、プロシャンしてもらおうね!

元気だよ〜〜^_^

2023-10-07 11:24:30 | 犬・猫
めちゃくちゃご無沙汰ブログです。

私も

フィービーも

アトリも

相変わらず、めっちゃ元気😀です。


去年、PCが壊れたのとインスタばかり投稿していたので

ブログは遠い彼方に行ってしまってました‼️

じゃあスマホで投稿すればよかったのに、

な感ありますがねー。

フルタイムの仕事➕全介助の母の自宅介護➕

休みには家にはいない〜の三重苦。

ブログまではなかなか手が回らないのさ!
  



 
前回はフィービーの20歳のお誕生日で止まっていました。

今年めでたく21歳になったフィービー。





まだまだ元気。病気知らず。

食欲も衰えず。

ただ、アデラの時みたいに

アトちゃんを叱ったり猫パンチはしなくなりました。

アトちゃんの教育係をしてくれないので

アトちゃんのワガママは天井知らず、かな。



そんなアトちゃん、9月にめでたく2歳。




やっと呼び戻しや、おご馳走を前にしたマテが

できるようになりました。



姉宅のワンコもフランだけになり

お祝い事も淋しくなりましたね。



相変わらずの楽しい毎日。

忘れた頃にまたアップするかも?

しないかも??笑



時々突然登場しまーす💕


フィービー20才!おめでとう!

2022-06-05 08:23:03 | 犬・猫
なんとなんと、我が家の女王陛下エリザベス

じゃなかった

フィービーちゃんが5月27日、20才の誕生日を

迎えました!!



会社の駐車場にいた猫、みーちゃんが産んだコで

目が開かないうちに保護したのがフィービーで

ウチに来た日が5月27日なのです。

当初は母と3時間おきの授乳で、

母がどうしても外出しなくてはならない時は

お向かいのおばちゃんに頼んだりして。



大事に大事に育てました。

外の世界を知らないので、興味はあるものの

外へ出たい欲求がなく、

ハラハラすることもない、育て易い子猫でした。

とても賢く、

私は人間、と思っているフシがあり

アデラやクリちゃんの教育係みたいなところがありました。




アトちゃんに関しては

自分がおばあちゃんになったこともあり、

しっぽをカプカプされても、耐えてます。




20才とは思えない食欲。

アトちゃんに手羽元を焼いていると

私の後ろでアトちゃんと並んでニャーニャー言ってます。

大した病気をすることもなく、

お腹を壊したこともない。

毎日、しっかりしたウンチをしています。




なんとか20才までは!と、思っていましたが

まだまだ更新できそうです。




いつもはお刺身が誕生日ごはんなのですが

今年は成人式なので

スペシャルケーキを作成しました。

茹でたサーモン、鯛、ヒラメ、ササミを4層にして

ゼリー寄せにしました。

1段1段固めたので、まあまあ時間がかかりました。

今回は姉一家も呼んで。

高齢で体調が芳しくないレディやフランもこのお魚ケーキならば

喉に詰まることもないだろうと考え。

本当は野菜🥦も添える予定でしたが、時間切れ。

色味が楽しくないプレートになってしまいました!








フィービーを保護して間もなく

日韓ワールドカップが開幕

日本がざわざわしてる中での子育てだったのを

覚えています。




年老いたら、食べてもなかなか身につかないことが多いけど

幸いにもフィービーはよく食べ、しかもガッチリずっしり。

まだまだ元気でいてくれると信じる。

フィービー、とりあえずは目の前の

21才目指してがんばろう!!







子猫時代の画像を貼りたかったけど

PCが壊れてしまい、(画像は外付けHDにも保存してある)

貼り付けられなかったー(涙)

今回初めて?スマホ投稿してるけど、やりにくかったわー






アデラの誕生日

2022-02-11 21:33:11 | 犬・猫
1月22日はアデラの誕生日。

今年、17才になるところでした。



もういないコの年を数えるのは詮無いことだけど、

私にとって1月22日は忘れることのできない記念日。

だから今年もその日は大切に過ごしました。




小さいケーキも作りました。

いつものお芋のケーキ。アデラの大好物。


いつも当日作っていては間に合わないので、土台は前日の夜遅く準備。

台所でガサガサしてると、アデラは自分のものだとわかるのか

ダイニングの椅子に座って、目をキラキラさせて私の作業を見守っていたっけ。

そして、鼻をフンフン鳴らしておこぼれにありついてたな。

本当に賢くて可愛いコだった。アデラ。







今年も4つ

アデラとレディとフラン。そしてミルクとハニーの影膳用。



きっとペロペロしてくれたはず。



アトちゃんの体を借りて。





去年はブログの更新が停滞していて、アデラの誕生日すらアップしていなかった・・・



なぜか去年は「16」を強調したケーキを作っている。16才になったことがとてもとてもうれしかったのだ。

年を重ねることが最後だと感じていたのか・・・

いや、来年もまたくることを信じていたよ。






お皿の場所がわからず、ひとり後ろに向かってる。

アデちゃん、手作りのごはんをいっぱいたべさせてあげたい。






17才おめでとう





アトリちゃん

2022-01-07 21:39:38 | 犬・猫
赤ちゃんが無事に5頭生まれて

希望していた女の子はそのうち1頭。



迷うことなく、悩むことなくその1頭の子を迎えると決まってから

名前について大いに悩んだ。

私は、犬だから猫だから、となんとなくテキトーな名づけは考えられない。

人間の子と同じような気持ちで考えに考えたい・・・と

これまでもたくさんのわんにゃんの名前を考えてきた。

しかも固有名詞はまぎらわしいからつけたくない。

よくある名前もつけたくない。← なんせヘソまがりなので。



今までは、英語圏の人の名前をつけることが多かった。

デイジーとかフィービーとかアデラとか。

クリちゃんはドイツ語だったけど。


今回もそんな感じで、2つ候補の名前を選び、さあどっちにするか・・・

で、かなり迷っていた。

というか、どちらも好きな名前なのになんとなくしっくりこなくて迷っていた感じ。





そんな中、名付けとか考えず手に取った「誕生鳥図鑑」

新しいパピーちゃんの誕生鳥は何だろう・・・



開くと出てきたのが「アトリ」

何なに、このかわいらしい響きは!!!!

びびっと閃いた感じ。

幸せな衝撃、というべきか。



アトリ、あとり、アトちゃん・・・・

すずめほどの大きさなのに渡り鳥。

小さくても力強いし、旅立っても必ず帰ってくる。

固有名詞なのに周りに聞いても誰も知らなかったし。

アデラという名前になんとなく似てる。


これにするしかない!!!

これしかない!!



・・・ということに決まったのでした。

しかし、これには後日談がありまして


アトちゃんが生まれた、と連絡をいただいたのが9月27日であって

アトちゃんの誕生日は9月26日なのでした。

私の単なる勘違いだったのですが

気づいたときにはもうアトちゃん命名ですっかりその気になっていたので

まあいいか~~~という感じです。



きっと「ニトリ」とか言われるだろうなあと思ったけど

アデラのときは最初「アデランス?」と言われたものの

あとからはしっかり定着してくれたので気にしない。


姉からは「アトゴン」(怪獣みたいにワルワルだから)と呼ばれ

私からは「アットン」と呼ばれて

毎日元気に成長し続けているアトちゃん。




渡り鳥だからって、飛んで行かないでね

2022年の始まり

2022-01-03 09:28:42 | 犬・猫


新しい年の始まり。


2021年は別れと出会い、クタクタな1年でした。

2022年は・・・アデラとクリも一緒に

フィービーとアトちゃんと楽しい平穏な日々を送りたい。

今年はフィービーの成人式(20才)も控えているのですから。








1日は、ここのところ姉宅で迎えラクチンなお正月を送っています。

人数も15人弱??

0才から95才まで、ガヤガヤなお正月。

おせちも豪華です。(と、姉が言ってた)姉のお手製です。

母の行動にハラハラしながらも無事に食事を終え、私と母は早々に退散。

私は帰ってからおせち作りが待っているのです。

とは言っても結局ダラダラと10時までななにーを見てしまう・・・これも例年通り。

それから超特急で(やりかかると早い)完成させたよーなんとか。




正月2日目は姉一家が我が家へ。



旗日には国旗を掲げるのを忘れません。

近所には国旗を掲げている家はなく、何とも嘆かわしく感じる私です。




ふう~~いいなあ。ニッポンのお正月。

美しい色絵の磁器に漆器。清々しいですね。




私の今年のおせち。

高級食材も生モノもない料理ですが。まあまあがんばりました。(自画自賛)

味はわかりませんよぉ~~胃薬が必要かもです。



姉夫婦と姪一家がぱくぱく食べてくれたので、不味くはなかったようでよかった。



あっという間のお正月。

クリスマス以降は毎年、怒涛の日々だけど嫌いじゃない。

今年も

やりきったーーー!!的な自己満足感に浸っております。



ふふふ~お母さん、今年もお目出たいわね!!


今年もみなさんよろしくね。

運命の子

2021-12-26 22:31:19 | 犬・猫
12月5日 日曜

ついについに、運命の子が私の元へやってきた。

前の日は喜びと不安とが交錯し、よく寝たような寝られなかったような。



9月25日の私の誕生日に、また再び新しい命を迎えようと決心。

9月26日、アデラのブリーダーさんに相談。

     その日の夜、生まれた子。希望の女の子は5頭のうち1頭。
    
     迷うことなく、その子が私の新しい娘となった。

自分の年齢を考えて、もう飼えない。飼いたいけど飼えない・・・・そうかたくなに思っていた。

それがなぜか誕生日の夜。霧が晴れたように新しい1歩を踏み出そうと決心した。

新しい命が必然的に私の元へ来るようになっていたかのように。

(違うかもしれないが、そう思うようにしている!)





慣れてくれるかしら??の、心配をよそに

ずっと前からウチにいたかのように来てすぐから馴染んでいた。

元気だし、物おじしない、怖いもの知らず。



アデラとは真逆の子だった。

アデラは用心深く、犬見知りで社会性ゼロと言われた。(パピーパーティーの先生に)

だから私は、いろんな人に会わせ、いろんなところへ行って、いろんな経験をさせてあげたいと思った。

初日のアデラは緊張していたっけ。再び、きゅんとなる。




新しいコはアトリ。アトちゃん。

名前の由来はまた後日。






とても可愛いし、とてもワルワル。

逃げ足も速い。レレレのおじさんみたいに走る。

時々、欽ちゃん走りもする。


私も家でよく笑うようになった(と、思う。)



アトちゃん。

小さな天使。

生まれてきてくれてありがとう。

ママは病気しないようにがんばるよ。

一緒に歩いていこうね。




そうそう、

アトちゃんが来た次の日の新聞の運勢



「出会いによって、息を吹き返す」

まさしく

アトちゃんが来てくれたおかげで

7月から死んでいた心がイキイキしだした。

前向きな気持ちになった。

ふとした時にアデラを思い出し、涙が出ることもあるけど

そのあとで前を向けるようになった。


だから、だから

これからも、アデラとアトリと一緒に楽しい日々を作っていく。(←決心)


見守ってください。


最後のスペシャルディナー

2021-11-13 21:40:58 | 犬・猫
2021年4月17日


姉宅のレディ17才の誕生日。

そして、16回目のアデラうちの子記念日。

そして、そしてこのブログ開設14年目の記念日。


重ね重ねのめでたい一日。

私と姉は、わんこの記念日や季節のイベントを大事にしてきて

折に触れ、おごちそうを作ってはお祝いしてきた。


この日もいつも通り、姉がスペシャルディナーを用意していた。


レディ、フラン、アデラ用と、ハニーやミルクの仏壇に供える影膳用。



アデラの目と耳が悪くなってからは

「マテ」のコマンドが通用しなかったので、お料理を前にした記念撮影は

なかなか大変だったけど

そのガヤガヤがまた楽しかった。




レディ 17才。

腎臓とか肝臓とか前提疾患とか

それなりに持病を抱えての長命。がんばってる。レディも姉も。



おめでとうレディ。

レディを迎えるとき、家族から反対された姉。

私だけが賛成して援護射撃したんだよ~~「忘れないでね!」(笑)





でもあの出会いがあったから、姉のその後の人生は大きく変わったと思う。

それは私にもいえるけど。

そう思うと「犬や猫を飼う」とか「ペットを飼う」というのは見当違いのような気がする。

「幸せを運んで来てくれる」存在。

アデラを失くして痛感する。どんなに大きな存在だったのか。

何をしても、何を考えても後悔ばかり。



アデラは私を不幸にするためにやってきたのではないから、前を向かなくては!と、思いつつ。

まだまだ辛さは癒えない。






みんなで食べるスペシャルディナー。これが最後になっちゃった。



前はブロッコリーも肉もしっかり噛んで食べていたのに

小さく切ってあげないと食べづらそう。

それでもおいしそうに食べていた。ボロボロこぼしながら。床いっぱい汚しながら。




大好きなお芋のケーキ。

これも最後になっちゃったね。



もっとなにかたくさんしてあげたかった。何でもいいから。






自分の居場所がわからず佇むアデラ。

飛んで行って抱きしめてあげたい。





こんな風に。



片目が小さくなって、耳毛もしょぼしょぼになって白くなったアデラ。

そんなシニアのアデラが本当にかわいい。愛おしい。




私のこと、探しているんじゃないだろうか











会って来たよ

2021-11-03 22:56:50 | 犬・猫
10月31日 日曜

姉と一緒にアデラのお里へ行って来ました。

ワクワクよりもドキドキ心配が勝っている感じ。




事前に画像が送られてこなかったのは、多分ブリーダーさんの配慮。

だから、予備知識みたいな感情はなく

まさに初めてのご対面、でした。




小さくてふわふわで、思わず抱きしめて泣いてしまった。

やっと会えたね。

新しいコとアデラと、一緒に抱いている気がした。

アデちゃん、またこんな風にぎゅーしたかったよ。




そのコは柄もお顔もアデラとは全然違うけど、アデラと同じ遺伝子を持っていると思うと感動。


オフィーリアちゃん(ママ)、絶対に赤ちゃん幸せにするからね。






これは2007年の写真。

アデラのパパとママ、同胎姉妹のウインドちゃんとマリンちゃん。

私の元へやって来るコは、このウインドちゃんの子孫になります。

ウインドちゃんとオフィーリアちゃん、似てるね。

こんな感じに成長するのかな





ウインドちゃん。




犬見知りのアデラ。自分の家族なのにビミョーな距離感。

ウインドちゃんの後姿が、ウチに来るコと同じと発見。

ウチに来る〇〇ちゃんも白パピちゃんです。

↑ 本当はもう名前つけてるけど、まだナイショです。







帰宅後、ブリーダーさんから写真や動画がたくさん送られてきました。

これは生まれたての写真。

こんなに小さかったんだね。丸々と成長してくれてありがとう。






丸々成長してやってきたアデラ。かわいいー

昔々ウチにいた大型犬のふーちゃんに似ていたなー


アデラは約3か月でやって来た。

ガマン強かったのか、夜泣きは一度もしなかったけれど、

次の日からお布団のチュッチュが始まって、それは10才くらいまで続いた。

本当は甘えん坊だったのに、私が厳しく育て過ぎたのかなあ。

反省することばかり。





母も若かったなあ。

今では私の名前すら出てこないのに、フィービーに「アデちゃん、アデラちゃん」と言って

抱っこしている。

本当にアデラを愛していたんだなと思う。





もこもこアデラに会いたい。

決心

2021-10-30 20:38:05 | 犬・猫


5月30日

姉たちと久しぶりに一緒にお出かけした。

母とも出かけた思い出の玉名・高瀬しょうぶ見物。

最初は母も元気なときだったから、10年以上もここへ来てたことになるね。

夜のライトアップにも来たね。

去年から夏はおでかけしないようにしていたから、

今年も涼しくなるまで休日は家で過ごす予定だった。

アデちゃん、しばらくおでかけはお休みだねーなんて言いながら。


まさか、この40日後にアデラとのお別れがくるなんて思いもしないお出かけだった。



輝くような青空の日で



美しい日だった。



ちょっとアデラには暑すぎるかな、と思い

サクっと写真を撮って、10分ほどで私とアデラは車へ戻ることにした。


サクっと撮った写真。

最近はアデラとふたりでのお出かけが多く、タイマーを使っての写真ばかりで

ピントが合っていなかったり、

カメラ目線じゃなかったり、と

なかなか思うような写真がなかったけれど、この日は姉に撮ってもらったからか

アデラも思うところがあったのか

神様からの贈り物だったのか


私もアデラもすごくいい笑顔で写っている。見るたびに泣けるくらい。

アデラがかわいくてたまらない。



もう一度、こんなふうに抱きしめたい。









たくさん撮ってきた集合写真。

人数もだんだん減ってきて、顔もみんなシニア顔になってきて

悲しいけど、淋しいけど

かけがえのない時間をありがとね。






この数か月、気持ちがほぼ死んでいた私だけど

決心したことがある。


新しいコを迎えて前に進む。




私の誕生日。お祝いの席で、アデラの絵を抱きしめて号泣したとき

もう一度アデラに会いたい、と思った。

残りの人生を考えたとき、そばにいてほしい存在。

小さな命。



保護犬やリタイア繁殖犬も調べたけれど、年齢制限で無理。

自分の年齢と犬の寿命を考えたとき、不安しかない。

それでも思い切って、アデラのブリーダーさんに連絡を入れてみた。


「アデラの同胎姉妹のひ孫の子?が出産真近」

そしてそして、私が決心をした次の日に誕生。

しかも、私が希望した女の子は5頭のうち1頭だけ。

なんだか運命を感じてしまった。



アデラは何ていうかな。

アミちゃんの本によると、その子の体を借りてアデラが会いに来てくれるかもしれない。

アデラの血が受け継がれた子。

似てても似ていなくても、アデラの血族の流れをくむ子。



アデラにまた会えるかもしれないと思うと心が震える。

まだ生後1ヶ月。



明日、初めて対面してきます。











ミルクの3回忌

2021-10-12 22:50:26 | 犬・猫
今日は姉宅のミルクの3回忌。

お別れしたのは2019年・・・・



この数時間後にお空に旅立った・・・・



倉庫につながれっぱなしで、虐待を受け、

満足な食事も愛情も知らずに育ったミルクが姉宅にやってきたのは2才のころ。

最初はガリガリで毛はガチガチで、怯えて吠えまくっていた。

表情も険しかった。





姉の家で愛されること甘えることを知ったミルクは、賢く可愛いミルたんになっていった。

甘えん坊で食いしん坊だったね。



私のバッグの中にあるオヤツを嗅ぎつけてチョーダイしているところ。

こんなかわいい表情、最初の飼い主に見せてやりたい。

あなたたちが飼育放棄したよく吠える犬は

たくさん愛されて、美味しいものたくさん食べて、病気もせず長生きして

幸せな人生を全うした、と言ってやりたい。



ミルたん、幸せな逆転人生送れてよかったね。





アデラもミルクにお別れ。



ミルクがお空にいるから、私も安心してアデラを送れたよ。




ミルクのお別れに作ったおばちゃん特製の(←これしか作れない)お芋のケーキ。





今頃、アデラと「お芋のケーキ、食べたいね」なーんて言ってるかもね。






ミルクがいなくなったあとのお散歩。

さびしいね。





とっとこ走る2017年のミルク。

ミルクがもたらしたものは大きかったよ。

虐待に負けず生き抜いてくれてありがとう。


アデラをよろしくね。








アデラの庭

2021-10-03 11:24:52 | 犬・猫
アデラの目が見えにくくなって、家の中のトイレでの失敗が多くなり

夜の散歩も危なくなったころ、家の中のトイレは撤去。

すべて庭で・・・に切り替えました。







こんな感じです。

ガラスの戸を開けてあげると自分で飛び出し、チッコを済ませ

戻って来てガラスをカチャカチャして知らせる~みたいな。




芝の貼ってない部分には行かないように仕切りをして。





サマーカットしたあとの、アデラのカエル足が好きでした。

めっちゃかわいい。





↑ これは2021年、今年の春。

家の桜、今年が見納めになるなんて思ってなかったね。

アデラが寝たきりになったら、ここでお花見しようね、と言っていたのにね。



↑ 今年のアデラ16才のお誕生日の日。

枯芝だったけど記念撮影。







毎日、何度アデラを抱っこして庭に降りただろう。

夏の暑い日も桜の木陰と芝で暑さはそう感じずにすんだし

雨の日も桜の下なら濡れることもなかった。

冬の星空はきれいだったね。




朝、6時から寝る直前まで

今年になってからはガマンすることができなくなっていたから1日6回以上はチッコさせていたかもしれない。

そのタイミングがずれると

家の中で突然ジャーとしたり、

チッコまでに20分くらいかかったり。

出かけなくてはいけないときは、こちらの焦りがわかるのか

なかなかしてくれなかった。


庭にはアデラとの思い出がたくさんあり過ぎるし

本当に助けてもらったよ



アデラが亡くなって2ヶ月半。

一度も庭に出なかった。一度も草取りをしなかった。





庭はすごいことになってる・・・・

窓から見えるからその様子はわかっていたけど

廃墟みたい・・・



なかなか気持ちの整理がつかなかったけど

そろそろ草取りしなくては。

お世話になったお庭さんにありがとうを言わなくては。

もしかしたらアデラの魂はここを駆け回っているかもしれないね。

おかーたん、草がジャマ!!って、怒っているかもしれないなあ。

おかーたん、がんばる。





2016年7月  リゾラテラス





ブログ

2021-08-27 21:57:38 | 犬・猫
2007年4月、

2才になったアデラとの楽しい日々を残しておきたくて、このブログを開設。

最初の1年は、毎日更新を目標にしていたので、多分、毎日休まずに更新したはず。

ネタ切れで、しょーもない話題を披露したこともあった。

今から14年前だから文章も若い(いや、その当時もかなりのトシだったけど、なぜか文章は

はっちゃけてる)

当時は母も元気で、家事一切、私の出る幕はなくつまり、私には仕事から帰ると時間もたっぷりあったわけで

ブログに裂く時間も自由にあった。

2010年から、母の認知症治療が始まり、病状は進み

私もフルタイムの仕事と家事と介護の3本立てで結構忙しくなり、ブログも放置状態。

忙しくてもアデラとの時間は捨てがたいから、自然とブログが遠のいたのよ。



でもね、アデラがいなくなってしみじみ。

ブログやっててよかった。

このブログの中ではアデラは今もきらきらしてるんだもん。

夜、母を寝かせたあとは、このブログの中のアデラに会いにいく毎日。

そして目を閉じる。

私の目の前で、アデラはしっかり駆け回っている。

私に向かってうれしそうに走って来る。



あのときの幸せな時間が戻ってくるのだよ

私とアデラの時間が。



アデラの姿はもうないけど、

アデラと過ごした16年は永遠。

クリもいてフィービーもいて、本当に輝いていた。楽しかったよ。




アデとクリがいなくなって、

このブログとももうお別れだな、と思っていたけど

そうなるとますますアデラとクリが遠くへ行ってしまいそうだなと感じるようになってきた。

この数年のアップしていないアデラの写真もたくさんある。

更新していなかった日記も書き留めておきたい。

ウジウジしている想いもブチまけたい。


誰も訪問者がいなくても、自分のために書いてもいいんじゃない?

このブログがアデラと私を繋ぐ唯一のものになってしまったから、

細々とでも

続けてみようか。



お空からアデラも覗きに来てくれるかもしれない。



おかーたん、その調子だよ



なーんて、前向き・強気なこと書いてますけど

まだまだアデラのいない毎日に耐えられず、大泣きしてるヘタレなやつです。








あの頃にタイムスリップしたい。



1ヶ月

2021-08-22 15:29:39 | 犬・猫

アデラとお別れして1ヶ月が過ぎました。

長い長い1ヶ月でした。

仕事があるからよかったものの

毎日の通勤がなければ、抜け殻状態だったと思います。



悲しいとか淋しいとかを通り越して

全てにやる気が起こらず、生きていくことがどうでもいい感じ。

お腹は減るから食べてはいるし、母がいるから食事の準備はするけれど

母がいない日は、買ってきたものを食べたりパンを食べたり

どうでもいいや、みたいな。



愛しい子を亡くした人たちは、この状況をどうやって乗り越えたんだろうね。

時が解決してくれる、とよく言われるけど

時が過ぎて、このポッカリが薄れていくのも

アデラが遠ざかるようで何だか怖い。


とにかく、とにかく

アデに会いたい。触りたい。





アデラが亡くなったときは

たくさんお花をいただいたり、お線香を上げに来ていただいたり。

アデちゃん、お空にいても感謝の心、忘れたらいかんよ



みんなが励ましてくれて寄り添ってくれて

本当に感謝です。



私はまだまだ今後のことが見出せずにいます。

ただただアデラと一緒にいたい、という思いだけです。

アデラ、お空へ

2021-08-08 18:22:36 | 犬・猫
2021年7月21日 AM9:25

私の大事な大事な宝物、アデラが遠くへ行ってしまいました。



恐れていた梅雨も終わり

アデちゃん、よかったねと言っていた矢先。

7月20日 AM7:30過ぎ、通勤途中の車中で発作が起きました。

お天気の良い日で、朝から普通に起こし庭でチッコをして

ごはんを食べ(完食はしませんでした)

いつものように、母とアデラを車に乗せ家を出た直後でした。

いつもと変わらぬ、幸せな朝でした。




4度目の発作。

今回もまた、奇跡的に復活してくれると思っていたのに。


1日がんばってくれて、

次の日の朝。

とうとうお別れの時が来てしまった。



最初の発作から1年。

目も見えなくなり耳も聞こえなくなり

本当に怖く不安な毎日だったと思う。

アデラは精一杯がんばってくれたのだと思う。


2月にクリがいなくなって、

部屋の中の安心できるニオイがひとつ消えて、

不安度は増したかもしれない。


何が悪かったのか

何がいけなかったのか

飼い主として失格だったのではないか


ぐるぐる頭の中を回っている



それでももうアデラは戻ってこない。



夜、寝るときアデラが横にいない。

朝起きた時、アデラが横にいない。


アデラがいなくなって3週間。この状態にまだまだ慣れない。









ママの最後のおいものケーキのお弁当と

アデラを表紙に使ってもらったディスク大会のプログラムも入れてあげるね。


もっともっといろんなことしてあげたかった。

16年じゃ足りないよ。

これからママはどうすればいい?



アデちゃん、ママは意外とヘタレだったね。