スウィートな暇つぶし

2021年、アデラとクリンシーを相次いで亡くしたヘタレママの後悔と懺悔と感謝、そして再生のブログ

終生飼養

2008-02-20 23:23:38 | 犬・猫
今日の正午で、迷子パピちゃんの
保護期限が切れるため
朝から熊本市動物愛護センターへ。

一緒に保護した近所のMさん、
柴わんユキちゃんのママとふたりで。。。

到着したのは11時。
受付で尋ねたけど、飼い主からの問い合わせも
里親希望の申し出もないということ。

早速、気がかりのパピちゃんに面会させていただく。
犬舎から連れて来られたパピちゃんは
元気いっぱい
係りの人をグイグイ引っ張り私たちの所へ。

パピちゃんはしっぽを振って喜び、
私たちに甘えます

私たちは心の底からホっとしました。
「ごめんね。迎えに来たよ!」






私たちは飼い主ではないので、里親譲渡となります。
そのため、事前に「譲渡前講習会」を
受けなければなりません。

講習会は13:30から。
パピちゃんの元気な姿に安心した私たちは
近くのパスタ屋さんで時間を潰すことにしました。



そして講習会。
私ひとりが受け、Mさんはパピちゃんの相手を。
(もう犬舎には入れたくなかったので)
講習は一般の人が5名、他の行政からの視察の人が5名。
講師は常駐の獣医師です。



最初は、ビデオから始まりました。
おそらく犬猫好きの人には耐えられない内容で
講習会の1時間、私は泣きっぱなしでした。
嗚咽を堪えるのがしんどかったです。

講師の方は、きついでしょうがこれが現実です、と
おっしゃっていました。

終生飼養。。。
その覚悟と心構えがない人には、譲渡しません、とも。

マナーを守る。
しつけをする。
病気やケガの予防と治療をする。
一生、変らない愛情を注ぐ。

当然のことですが、それを守れない人も多く
そして、結果不幸になる犬猫も減らないということです。



受講後、終了証をいただく。
これがないと譲渡してもらえないのです。

パピちゃんを救えたという喜びと
たった一匹しか救えない後ろめたさと
とても複雑で重たい思いでいっぱい。

それでもパピちゃんのうれしそうな顔に
なんとか救われました。

受付で狂犬病予防注射をしてもらい
畜犬登録をし、誓約書を書き、会計をすませやっとパピちゃんは
自由の身に!!






家に連れ帰り、シャンプーを数回
それでも毛の根元のしつこい毛玉は
私の手に負えない。。。。
全くブラッシングしてもらってなかったような。。。
毛吹きはいいけど、体は痩せてゴツゴツしています。

でも、元気です!!

とりあえず、里親候補の人(会社の人)のもとへ託します。
元の飼い主の権利が半年間あるので
これからどうなるかわからないけど。

里親候補の人はまじめで優しい人。
これまで秋田犬ばかり飼っていたそう。
犬に関しては、私より詳しそうで、愛してくれそうな人です。

私も見届けることができるし。
ひとりっこワンコとして、いっぱいいっぱい可愛がってもらってほしい。
楽しい毎日を送ってほしい。

そして今日センターにいたワンコたちに
どうか幸せが訪れますように。
犬の神様、どうかどうかお願いします。。。



そして、これまで一緒に動いてくれたユキママ、
ありがとうございました。
私ひとりでは、どうもできなかったと思います。
ほんとに、アリガトウ。





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