うれしかったこと

最近、本当にうれしかったことがありました。

うれしかったというより、安心したっていうのがあってるかも。



連絡が取れなくなっていた中学のときの先生に会えたのです。


２年前のお正月、

私の出した年賀状に、はがき２枚分びっしり書いて送ってくださったあと、

何週間かたって電話をくださいました。

その電話の内容ははがきに書いてあったのと同じことと、

「年賀状の返事を書かずにごめんなさいねー」ということでした。

「あれ？」と、思いつつ

「先生、会いに行きますからね！」と、電話を切りました。


２年前は仕事が忙しく、気になりながらもその後電話一本かけないまま

去年のお正月は、年賀状に返事は来ませんでした。

それでも気にかかることなかったのですが

夏の同窓会のために何度連絡しても連絡がとれない、携帯は解約されている、

ちょっと不安を覚えながらも、忙しさにかまけて時間は過ぎていきました。


決定的になったのは、今年の年賀状が宛先人不明で戻ってきたこと。



かなりショックをうけ、友人を招集。

「先生を探しに行くから一緒に来て」というリクエストに快く応じてくれました。

（Ｍちゃん、Ｍくんありがとう！！）




先生は退職後、熊本市から高速道路を利用しても１時間半かかる田舎の家に

ひとりで住んでおられたのです。

もしかしたら、役場で尋ねるかも、と平日の朝から出かけることに。



病院か、老人ホームか・・・亡くなられていたらどうしようと

不安な思い錯綜する中

神さまはちゃんと見守っていてくれまして

トントン拍子に事は進み、午前中のうちに先生と再会することができました！！


ひとり暮らしは不可能という診断だったのか、グループホームに入所されていて

多少、認知症はあるもののお元気だったのです。

卒業アルバムを持って行っていたので、クラスメートの名前をひとりひとり言うと

かすかに記憶が戻ったようで、

「私の教員人生の中で一番光り輝いていた」と、おっしゃいました。

目を細めて昔を思われるその姿に、胸も目頭も熱くなりました。

そして、会話ができる間にできるだけ会いに来なければ！と強く思ったのです。





中学生の春休み。先生の田舎に泊まりに行ったときの写真。・・・ちなみに私は右端の男の子みたいなコです



人生って短い。

いつか、私も自分の人生を振り返ったとき

光り輝いていたと思えることがたくさんあるだろうか。






なんか、今年は振り返るなー






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