悲しい事故

書こうか、どうしようか迷ったけど

書かないと、どうしても前に進めないので。。。



先日、私は事故を起こしてしまいました。

場所は会社の駐車場。相手は会社に住みついているみーちゃん。
みんなで可愛がっている猫です。

その日はお天気がよく
私の車の下で寝ていたらしく
いつもならエンジンをかけるとさっと逃げるのに
爆睡していたのか、そのままいたみたいです。

今でも思い出すと手が震えるんだけど。。。

発進すると鈍い音。
車を停めてバックミラーを見ると、逃げるみーちゃんの姿。

その時の私の気持ちがどういうものだったか
書かなくてもわかると思うけど

みーちゃんもパニックなら私もパニック。
「なんてことをしでかしてしまったんだろう？！」
震えながらも病院へ。
着くまでによく事故を起こさなかったと思うくらいの運転だったかも？




今のみーちゃんはショック状態なのでまだレントゲンは撮れないということで
ショックを和らげる注射と血液検査をしてもらう。。。
痛いのか（当然だけど）ニャーニャー鳴くみーちゃん。
どうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう・・・・
外傷はなさそうだけど、よく、血が出てないほどひどいと聞くし。
みーちゃんは推定１０歳（？）の高齢猫だし。

マイナスな点だけしか思い出せない。



血液検査の結果は
肝臓の値だけがちょっと高いというものの、事故後にしてはそうでもないようで
ほんのちょっとだけ、胸をなでおろす。
エコー検査は膀胱破裂、横隔膜破裂は見られないということで
本当に本当に安堵する。
そして、点滴をしてもらい入院。
また夕方面会に来ます、と、会社へ帰りました。


それからの会社での私は仕事も手につかず
同僚もみーちゃんの容体を聞きたいけど
みーちゃんの「み」の字も口に出せなかったくらい、
私は沈んでいたようでした。

普段は超ポジティブ思考の私も
こういうときって、悪い方悪い方にばかり
脳が働くようで
「容体が急変したりして」と、ばかり考えていました。

仕事が終わって病院へ行くと
被害者のみーちゃんは、加害者の私に対しても
今までと変わらない態度で、甘えてスリスリしてきました。
私は「ごめんね、ごめんね」としか言えなかったです。。。



レントゲンの結果は、「骨盤の骨折」
不幸中の幸いで、他の部分の骨折や内臓の損傷もないということで
自然に骨がくっつくのを待つだけ、ということでした。

それでも事故という衝撃を受けているわけなので
しばらくは点滴を続けながら、様子を見ましょうということでした。



それから毎日、面会に行っていますが
容体は安定しているようです。
今日は顔色もよく、私も事故後初めて青空が見えた、ような。
本当によかったです。
・・・って、当のみーちゃんはまだまだ痛くて「よかった」なんて
言えないのでしょうけど。


みーちゃん。
１０年ほど前から会社に住みついていて
最初は私と姉がこっそり面倒見ていたけど
その賢さとかわいい性格のおかげで
段々市民権を得て、今では堂々と事務所内に出入りし
会社から「みーちゃんのごはん代」が出るような存在です。
何度も出産し、フィービーや姉宅のＫＣのお母さんなのです。




今回のことでは、動物の回復力とみーちゃんの運の強さ（事故は２回目）に
本当に助けられました。
神さま、ありがとうございます。

今までも注意しているつもりだったけど
運転にはもっと気をつけないと、と痛感。
これから寒くなると、車の下に入る猫も多くなるので
みなさんも気をつけてくださいね。


長々と暗い話を読んでくれてありがとうございます。
よかったら、
みーちゃんの一日も早い回復を祈ってくださいね。
よろしくお願いします。