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『あさが来た』4週、時代の変わり目、姉妹の底力。

2015-10-24 13:07:25 | 朝ドラの感想
『あさが来た』4週、「若奥様の底力」の感想まとめ。

惣兵衛株ストップ高。




もう史実は史実でいいから、せめてドラマの世界での惣兵衛とはつは幸せになってほしいって思いはじめたのは私だけですか。






関連リンク

『あさが来た』3週その2。歳も初夜も池井戸展開も来たけど、「びっくらぽん」。

『あさが来た』3週その1。忘れてた、投げ入れた、もうデレた、待たせてた、やっと会えた。

『あさが来た』2週、走っていく花びら、流れていく花びら。

『まれ』、『あまちゃん』他、朝ドラ関係の記事はこちら。
朝ドラ感想記事のまとめ。





■あさの底力



「な…『何だす何だすって何でだす?』ってそないに全部若奥さんに説明していたら、それだけで日が暮れてしまいますがな」

雁助さんに「何で」「何で」と聞いて。
寝室に大福帳いっぱい広げて。
新婚さんのピロートーク放置で仕事の話。
あさは早くも加野屋の商売の内情を把握した様子。
ただ泳ぎ回ってるだけじゃない、賢くて俊敏で知識欲が旺盛なカツオ。



■能面のはつと惣兵衛



  

この独特の恐怖感は惣兵衛おかんであり、惣兵衛は能面をつけており、はつもつけるようになったのかな。
能面は誰それの象徴というより、時流に乗り切れず衰退していく山王寺屋の象徴か。

 


惣兵衛、泣きそう。辛そう。
言葉と表情が一致してない。


あの日にっこりと笑ってくれたはつが笑えない。
はつの笑顔を守れなかった自分を責めてるのかな。
本当はもっと言いたいことあるんだよね。

この惣兵衛さん、出番はそれほど多くありません。
がしかし「お母ちゃんを憎んでいる」「はつの着物のセンスをべた褒め」「先に行くと言いながら待っている」などなど、人物描写がいいタイミングでまたいい形で描かれていたからこそ、心理描写がしやすいです。
たとえそれが1秒以下の一瞬の表情、それも目元口元をほんの数ミリ動かす程度だけだとしても、「ああ惣兵衛…」と惣兵衛の心情に思いを馳せてしまう。

これは演出が凄いのか、脚本が凄いのか、役者さんが凄いのか。

うん、全部。




■井の中の蛙大海を知らず



「うちだけ井の中の蛙でなーんも知らんのやな。蛙になったんはうちのせいや」
「うちは商いのことかてさっぱりで、全部お母様や旦那様の言いなりや」
「それでええ思て生きてきたんやけど、それではあかんかったんやろか」


蛙の天敵は蛇だもんな……。
山王寺屋に巣食う悪い蛇。

蛙になったのは自分のせい、と自分自身を責めているはつ。
はつの置かれている環境、時代は違えど、現代の女性の嘆きに重なる部分があります。
出産なり育児なり介護なり。一度仕事を手放してしまうと、社会から置き去りにされてしまう。
それはまさにはつの言う『井の中の蛙』。

でも、はつも、女性たちも好きでそうなったんじゃない。
まわりの環境が、状況が、そうさせてしまったんだって。



■亀助さんと若奥さん


 
「こら、かいらしい亀助さんや」(違う

亀助さんが変なフラグたてるから、いい場面にずっと亀助さんが気になってしもたやないか。
亀助さんはこんなことを言い出したので、あとあと大変な目にあいます(今週2回も)



■あさと新次郎


 

なんか色々とおかしいwww
「相撲する?」で旦那を脅し?にかかる嫁さんって斬新。

で、新次郎と正吉の協力をとりつけ、宇奈山さんちに借金とりに向かったあさ。


(悪徳業者のやり口や)

 

「待つんならここで待て」、と足軽の男衆が集まる加子部屋に通されたあさ・うめ・亀助。
「やだ!怖い!大丈夫?亀助さんと男衆!!」
 ↑
ヒロインが男衆だらけの部屋に放り込まれても、ヒロインより男衆の心配してるTLでした(知ってた

そのころ加野屋では。なんど計算してもそろばんの合わない正吉さん、あさの心配は無用だとうめ(うめだけ帰った)でしたが、この人だけは違いました。


「お金なんかどうでもええんや。大事なんはあんたの身ぃやで」

視聴者すら心配してなかったあさの身のことをずっと気にしてた新次郎さん。
心配で心配でお風呂にも入れなかった新次郎さん。
鈍感あさちゃんに思わずナチュラル名前呼びしちゃう新次郎さん。
素晴らしい。


のですが、新次郎さん、この件に関しては。


根に持つところはしっかり根に持つタイプの高等遊民。



■ふたりの舅




少し時間は前後して、宇奈山さんちに行く前の正吉さんとあさ。
「やってみなはれ」

……ん?大将…?鴨居の大将…??


で、無事に一部ながら返済を取り付けたあさに正吉さん。

 
「泳ぎ続けるもんだけが時代の波に乗っていける、そういうことかもしれまへんなぁ」
「あんた今日から正式に加野屋の働き手のひとりだす」


あさの生き方が正吉を動かし、あさはビジネスウーマンとして1歩を踏み出す。
てかこれを言って、嫁に頭を下げられる、大旦那である正吉さんの度量がすごい。

一方、山王寺屋では。
井戸を気にしていたはつが、物音で舅・栄達が薪割をしていることに気が付きます。

 
「ええねんで、わしかてそうや」
「今が一番きつい」


丁稚から入り婿として山王寺屋に入った栄達さん。
嫁で実権を握る菊さんに頭は上がらないものの、でも苦しみはわかると伝える。

実際のはつに理解者がいたのかどうかはわからないけど、でも物語の中だけだとしても、どんなに辛い状況でもわかってくれる人がいるってのは救いになるかな。
栄達さんありがとう、舅まで意地悪にしなかった制作の方々、ありがとう。


そんなふたりの舅。

 
「ようやってくれた」
「すまんかったな」


違うようで似てる、ふたりの舅がふたりの嫁にかける言葉。



■歴史の舞台との距離感



そして迎えた大政奉還と大坂城炎上。

 

個人的な感想ではありますが、庶民の空気感が伝わってきます。
こうした大きな政変にしても大災害(あまちゃんの東日本大震災描写)だとしても、「なにが起きてるの?」「これからどうなるの?」っていう庶民の心情を描かれるのは、なんとなく真に迫るものがあります。

政治上のやりとりを下々の者が知る術もなく。
なんかよくわからないまま新選組来るし、よくわからないけど大坂城燃えてるし。
「えっ、なにこれ、どうなるの?」というのがひしひしと伝わってきます。

川越しの煙がと、ざわめく民衆の距離感に妙なリアリティを感じる。


しかし大阪の両替屋/富裕層で比較的政府に近い存在だったわりに、山王寺屋も加野屋もこの程度の情報しかなかった。
新政府成立がいかに大混乱の中でなされたかってを改めて実感します。
京都に近い大阪でさえこれなのだから、たとえば萩くらいの田舎だと、いくら仕掛けている側だとしても「ものすごい距離感」なんでしょうね。
もしかしたら地方の農民からしてみれば、ナレーション一言で済まされるような出来事、だったのかもしれません。



■波に乗っていくこと


その新政府。10万両を用意しろと大坂の商人にお達し。



空っぽの蔵を描いていたからこそ、「10万両を用意しろ」という新政府のお達しがどれだけ無茶ブリなのかがわかりやすい。

さて、それをどう受け止めるかが問題なわけで。

  
雁助「それでもその新政府いうのが戦して新しい時代はじめるのやさかい、しょうがおまへんがや」
惣兵衛「これからは新政府の言うこときかなあかん」


柔軟性を持った人しか生き残れない時代の変わり目だったんですねえ。
雁助も惣兵衛もあさも、柔軟性を持ってこの時代の過渡期を迎えていましたが、一人だけ違った人がいました。

 

このお母ちゃん。
伝統に固執するお母ちゃん。
お家を守りたいお母ちゃん。
ミセスイケズイビリの称号を3分で手にしたお母ちゃん。


 
「みんなあんたのせいや」

母に意見をするも、こう言われてしまった惣兵衛。

こんなこと言われ続けてたら、惣兵衛が「お母ちゃん殺したろ思てますのや」って新次郎に打ち明けるの分かる気がする。
惣兵衛が辛気臭い顔して貧乏ゆすりしてたの分かる気がする。


 

惣兵衛は商才がないわけではない。
ないのは商才ではなく、母とに逆らって変わっていく勇気と覚悟。
あさと同じ遺伝子を持つはつ(史実はちょっと違うんだけども)が、惣兵衛の背中を押してあげられたらいい。

なんかもう惣兵衛がヒロイン。白蛇ヒロイン。

ところで。


菊さん、惣兵衛に「あんたのせいや」って投げて、障子バーン!して、はつがそこにいることに気付くまで。
そのほんの一瞬に「言い過ぎたか……」の表情してるんですね。

思い通りにならないイライラを息子に投げつけてしまった。
家をつぶしたくない。どうにか立て直したい。
でもそれを旦那にも息子にも言えない。

菊さんも菊さんなりに、母として奥さんとして悩んでいる、と信じたい。



■新しい朝が来る


  
「ようよう考えて進んだ道には必ず新しい朝が来る」
「今この世はどこぞの誰かさんたちが、考えて考えて…色々失敗しながらも新しい朝が来るのを待っているような気ぃがするんだす」



あさの脳裏には五代さんと今井のお父さんが浮かんでるかな。
それにしても新次郎さんにパチパチはんもらったときのあの言葉、あさしっかり覚えてたんだね。

 

あのとき描かれた新次郎と子あさ。
パチパチはんを通して、「あさが今望むことを新次郎さんはちゃんと理解しているよ。あさもそれをわかったよ」というやりとり。
あの思い出がこの夫婦の中にはずっと生きていくんだろうなあ。
参考:『あさが来た』第1週の感想まとめ、「あさ!そっから何が見えるん?」



■大河ではありません


何度も言いますが、朝ドラです。大河ではありません。
朝ドラですが、土方歳三も出ますし大久保利通も出ます。




美大尉!!美大尉!!!(『マッサン』のあの海軍さん)

 
「おいは急ぎ国に戻って…国?」
「ひとりの日本人になったとでごわす」
「日本人に?!」


インターナショナルな五代さん、もといディーンさんの言葉だから余計に感じるこの言葉。
これまでの概念が派手に壊れて作られた時代なんだなということを実感。
この手の政治パートが最小限ながら、それでも「ああ今はこういう時期なんだな、これからあれがこうなるんだな」ってのがしっかりわかる。



■取り付け騒ぎ。


 
雁助さん、営業スマイルからの劇的ビフォーアフターするも大ピンチ。

 
「あんたは格別なおなごや」(キリッ)→「なんとかしてぇや」(デレェ)

困った新次郎。あさを持ち上げて、落とす!
新次郎、相撲には弱いが勝負には強い。
(ただしこの手段はイケメンに限る)

そしてラスボス登場。(あさ、負けた)
 
「うちは両替屋、お金やり取りする商いだす。お金いう大事なもん扱うのに、お互い信用せなんだらどないなります?ちょっと落ち着いとくれやす」

ここんとこ現実のニュースでもいろんな会見をみてますが、この『会見』に一番ハッとしたかも。
(つかこれ波瑠ちゃんだからまた可愛げを感じるけど、これがリアルな浅子さんだったら威圧感半端ねえだろうな)

でも赤ちゃん連れたお母さんから
「年寄りやなあ子供に食べさすもん、もうのうなってしもたんや。あんた一体どないしてくれんのや」
と言われ、引き換えを決意したあさ。
ただの金貸しじゃない、信用のやりとりだと気が付いたんだなあ。


巾着袋も蔵のカギもぶんぶん振り回しちゃう系高等遊民

そんな高等遊民・新次郎への、父からの言葉。


「ろくでもない息子やったけれども人を見る目はありましたんやな」

実学や仕事だけが人を作るんじゃない。
文学や芸術に親しんだ新次郎だからこそ、あさと自分がピタっとはまることに気づいたんだと思うし、惣兵衛を「実はいいヤツ」と言えるんだなあ。



■はつの底力


 

より一層荒れてる山王寺屋のお庭。
菊からふゆの解雇を聞き、落ち込む人生どん底のはつ
視界の端に井戸をとらえ、覗き込むとそこにははつが落としたあさからの手紙が見えて、どうにかとろうとするも……

はつ、井戸の底に転落。
(加野屋パートとの落差ぇ)

 

「へのへのもへじ。わろてね」
「ハハッ、何やのこれ」


久しぶりに声をあげて笑ったはつ。
そこが井戸の底であることを忘れてしまうほどの笑顔。

これさあ、『あまちゃん』でアキがユイちゃんに送った変顔メールと一緒なんだね。
笑ってもらう、笑顔になってもらう。
そのために出来ることって少ないけれど、でも笑ってもらいたいという気持ちが伝わってくる。
(参考:『あまちゃん』20週、勉さんと甲斐さん、2人の証人によって深まる物語。


しかし、はつはいつまでも井戸の底にいるわけにはいきません。
はつの異変に気付いたふゆと惣兵衛。

 
惣兵衛は、はつを助ける。
先週の蔵で助けられなかったはつを助ける。


 

 

よかった。
はつが無事でよかった。
惣兵衛が助けに行けてよかった。
ふたりが笑ってよかった。
ふたりの気持ちが通じ合ってよかった。



「おおきに、あさ」

あさの書いた旦那様に似てる「へのへのもへじ」を見て、空を見上げるはつ。
そっとお礼を言う隣には惣兵衛がいる。

予告で最悪の事態を想像していただけに、この安堵感は非常に大きかったです。
いかんせん土曜のラスト3分びっくらぽんで、テンションがた落ちで、さらに井戸、という攻撃的な予告でしたから。
ところがどっこい、実は妹の手紙で笑顔を取り戻し、助けに来た旦那様との絆を深めたというシーン。

もういい意味で予想を裏切られた。(泣いた



■五代が来た。


 
「運命としか言いようがありませんな。ハハ!」
「運命とは?!はあ〜こら驚きましたな」


五代さんとあさの出会いのあのシーンは説明しにくいからな(そういうこと言わない



外国語はこの時からかっこいい扱いだったんだね。
えっ、異国語って英語のほうでいいよね。まさか薩摩弁が異国語以下略

ちなみに五代さんに吹き替え感が溢れているのは、五代さんは薩隅方言と、いんぐりっしゅと、大阪弁のトリリンガルな語学達者の妖精さんだからです。



■奈良の「埃」。


奈良の玉利さんちにお金を借りに行ったあさと亀助。
案の定?二度あることは三度ある?のか、再び加子部屋に通されることに。
そこは埃だらけのお部屋、とお猿さん。
(朝ドラに猫や犬はわりとよく見るけど、猿はなかなか珍しい)

で、あさは「こんな埃の中じゃ!」と掃除をすることにしました。
その行動が、玉利さんの目に留まり…

 
「加野屋の若奥さん、えらいご苦労さんやったな」
「参りました、私の負けや」



「よっしゃ、金貸そう」

目元口元が、半沢パパのときとは大違いの鶴瓶さん(そういうこと言わない





■京都の「誇り」。


こっちの山王寺屋の惣兵衛とはつは、あさはつ姉妹の実家・今井家へ。
(今井家のモデルは三井家。当時でも日本最大の商家。つまるところあさとはつはスーパーお嬢様)

 
「返していくめどは立ってるんか?」

スーパービジネスパーソンの今井のお父さん・今井忠興。
新政府御用達になった今井さんちのことは気になっていたところです。

あさが土方さんに言ったこととと同じこと言うお父さん。
というよりあさがお父さんと同じこと言うんだろうな。


「商売いうんは先を見る目ぇと、その道を貫く覚悟がのうてはあかん」

この心意気で日本一のスーパー財閥になっていったのか、今井さんち。

そういえば「父は新たな風に乗り」というお母ちゃんの手紙。
何よりも才能があったのは父・忠興ということなんでしょうね。

で、惣兵衛とはつはバッサリ断られてしまいます。
それがここ。

 

 

奈良のあさと対比してみるとわかりやすい。
座布団を外したあさ。
目線を外してしまった惣兵衛。


断られたものの、はつは続けます。


「お母はん、これでええんだす」
「喉から手が出るほどお金が欲しいはずやのに、何やどっかで断って頂きたかったんや」
「それか旦那様とうちのせめてもの誇りだす」


ふたりで生きていく覚悟か。菊さんに反旗を翻す覚悟か。

あさが片付けた「埃」と、はつが掲げた「誇り」。
家を守ろうとしていることには変わりない。
そんな制作側の言葉遊びに踊らされるのが面白い。




■大坂で。


奈良から帰ったあさ、京都から帰ったはつがそれぞれ大坂で再会しました。


「どないな事になってもお父はんに言われたとおり、お互いに精一杯お家を守ろうな」

そんなはつに、惣兵衛は許嫁チェンジの真相を打ち明ける。
「予定通り加野屋に嫁いでいれば、はつはこんなことにはならなかった」と惣兵衛は謝りたいのか。
それとも「そんなことない」とはつに言ってほしいのか。



どちらにしても、あさが今輝いてるのは新次郎の「おかえり」があるから。
新次郎があさを温めてくれているから、あさが羽ばたける。
あさと新次郎が出会えたのは惣兵衛たち山王寺屋のおかげ。
そんなあさの笑顔で、はつはどん底から笑顔を取り戻した。
だから惣兵衛、あんた間違ってないんよ。


惣兵衛マジヒロイン。

しかし、ここまでの描写で、はつは与えられた宿命は受け入れていく人、という印象が強いので。
この惣兵衛の発言で、変なことにはならない気がします。
(というかはつは気づいていたと睨んでいる)



■対比、その2


 

川辺を歩くあさと、枯井戸を覗くはつ。

 

 

同じ奥様の言葉で、どちらも嫁の言動を咎めていて、どちらも縁側の嫁と姑なのに。

 

「自分たちの代で潰したくない」、血筋を受け継ぐものたちの心情。

でもちょっと山王寺屋にも変化が?と思ったのがこのワンシーン。
はつが惣兵衛の手で井戸から助け出された後、京都へ行くことを命じられるシーンですね。



障子全開、庭挟んで向こう側も全開。
いつも閉まってる山王寺屋だったけれど、これははつと惣兵衛の心が通じたとみていいのかな。




 

第4週の週タイトルは「若奥さんの底力」、でした。

様々に描かれる対比が、ただの対比じゃなくてきちんとつながって影響しあってるんだなってのを実感。

あさの才能や度胸、その行動力やコミュ力、またそんなあさを見守る加野屋の人たちの温かさが引き立って見えました。
それと同時に、井戸の底、人生ドン底まで落ちたはつがそこでも笑える力、惣兵衛に寄り添える力、家を守るプライドなんかも感じました。

うーん、あれだ。
全体的に『あまちゃん』に似てるんだ。

「なにこれ面白い」→「ちょっとツイ…なんだよまた面白い」→「やばいツイート追いつかない」→「なになに今度はそういう展開」「あああ伏線回収きたああ」→「昼にもっぺん観よう」、という一連の流れ。

また来週も楽しみです。

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