続読後録
長編坂の上の雲を読み終えその要旨をファイルに記した。
・文庫本8巻の各章の章題構成
・出版の背景
・日本海海戦の艦隊の構成と艦名
・日本軍・露軍の主要人物
第2巻までは真之、子規らの青春と坂の雲を目指しての
学問習得の時代描写。
第3巻は明治政府の日清事変の選択と戦場模様。そして
4巻以降はこの長編小説のクライマックス
正に小説「日露戦争と将校」と覚えても不思議ない戦争ストーリー。
ハードな戦争行為とソフト面の将校たちの心理が克明且つ
詳細に描写され、読者を惹きつける。
取り分け旗艦三笠の司令官東郷将軍に触れ、春に
秩父東郷神社に赴いてみたい。
昨秋からこの正月に掛けて、ある種のノルマの中、読破し
漸く長い旅から解放された。