ひとりごと

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ハンドリフト(ビシャモン)の修理

2024-12-22 20:28:15 | ユーティリティー、設備全般、諸々・・・

会社のビシャモンがフォークを下げると重くて
動かないとのことで点検依頼あり。

確認するとプッシュロッドが曲がっていて
下げたときにここが床と接触して重かったことが判明。
過負荷で曲がったのだと思います。

修理部品購入可とのことで自営で修理することにしました。
・プッシュロッド:2本
・プッシュロッド用メタル:2個
・フォークホイール廻りのロールピン:2種x各2個
を注文しました。

部品が届いたので確認するとプッシュロッドには
メタルが組み込まれた状態でした。
(なので購入したメタルは予備にします)

修理に取り掛かります。
ホイールフォークのプッシュロッド側に近いロールピン
(Φ5、ロールピンはこの箇所だけ外すので良かった)を
ピンポンチで抜き取り。
スナップリングを外す。

プッシュロッドのメタル側のEリングを取り外し、プッシュロッドを交換。
外したEリング、スナップリング、ロールピン(状態が良かったので再使用)
を元の状態に組み込む。


これで修理完了です。

 

おまけで
今回交換で取り外したプッシュロッドでメタルの脱着を練習してみました。
旋盤(丸棒から削り出しの脱着用治具製作)と油圧プレスが今居る事業所には無いので
有るものでトライしてみます。

以前金属ゴミコンテナから救出したソケットのコマで丁度いいサイズ
(メタルの外径より小さめ)があったのでこれと、万力を使用します。

写真のようにして万力にセット、してロッドが振れないよう足で固定。

万力を回すと


無事メタルが抜けました。

 

メタルを組み込みするときは油を塗布して写真のようにして圧入。

なんとかできました。


以上になります。


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