旅する心-やまぼうし

やまぼうし(ヤマボウシ)→山法師→行雲流水。そんなことからの由無し語りです。

『作品のない展示室』(世田谷美術館)

2020-08-15 23:04:24 | 映画・芸術・芸能
『作品のない展示室』という企画展が開催されている世田谷美術館に行ってきた。

世界中の美術館がそうであるように、コロナ禍で作品の確保が難しく、展覧会の開催もままならない。
こうした現状の中で文字通りこの企画展では、作品が展示されていない。
大きな窓から見えるのは、都立砧(きぬた)公園の景色。

世田谷美術館の設計者の建築家・内井昭蔵(1933~2002)の設計コンセプトに着目したなるほど良いアイデアだといたく感心させられた。

知事や知事部局だけが推進論を掲げ(美術館を所管する教育委員会教育庁はカヤの外)、移転だのと問題視されているわが郷里の宮城県美術館
(わたしはこの美術館が大好きだし、誇りに思っている。)
アリスの庭や北庭、青葉山や広瀬川などと長い年月をかけて融合しその存在価値を高めたきたことを忘れてはならないはずだ。

















(戦没学生記念像「わだつみのこえ」本郷 新(1950)の部分)


(「馬とフーガ」バリー・フラナガン(1984))


(砧公園:右側に小さく見える子どもたちはシャボン玉遊びに夢中)


(レンゲショウマ)※今日の開花は4輪。


(同上)


(シロヨメナ:キク科シオン属)


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