二口山塊(ふたくちさんかい)から派生した岩峰のオボコンベ山(595m)に登って来た。
場所は、宮城県柴田郡川崎町本砂金(もといさご)地区。
「この山は、古くは天狗山とも呼ばれていたが、赤ん坊(おぼこ)をおんぶした姿に見えることから、現在はオボコンベ山とよばれている。特異な山容の成因は、地下に侵入して固まったマグマが隆起後に浸食されずに残った火山岩頸だといわれている。」
※『宮城県の山』(山と渓谷社)から転載
昨夜の雨のため、道はかなり湿っている。
▲オボコンベ山登山口(左側の下り)
登山口のすぐ下の本砂金川を渡り、支流の沢に入る。
ナメ状の沢を登って行く。
▲ナメ状の沢
流木が大量に堆積している地点を越えて少し先に進むと、正面に尾根筋に向かう急な登りの道への赤い目印がある。
その右手の沢筋の木にも赤い目印。
どちら選ぶか躊躇したが、正面ルートを行くことにした。
この登りは、大した時間がかからないが、けっこうな急斜面。
立木につかまりながらの歩行となった。
▲大量の流木が堆積
尾根の手前のところで、先ほど選択に迷った尾根筋に直接向かう道と、沢筋を登ってくる道との合流点に着いた。
目の前に屹立する巨岩。
「オオッ!!」
裏にまわり登ってまた感激。
「絶景かな!!」
岩壁に張り付いた小木の枝が陽の光で輝いている。
行く手には、二つの岩塊。
▲左がオボコンベ山、右がマンモス岩
「これがマンモス岩か!!」
「確かに奇岩!!」
「すごい!!」
▲マンモス岩
鼻の下(アーチ)からの眺望には、足がすくむ。
▲マンモス岩
その隣の急な登りをロープにつかまり行くと、オボコンベ山の頂上。
眺望は360度。
▲頂上への最後の登り
▲オボコンベ山の頂上
▲頂上にあるほこら
「いやア~、絶景かな!! 絶景かな!!」
桐ノ目山の後ろには雲に覆われた大東岳(だいとうだけ 1365.8m)も見える。
▲左の三角形の山は桐ノ目山、その後方は大東岳
しかし、楽しみも束の間。
平均年齢は60代半ば過ぎとおぼしき19人のパーティが、反対側からにぎやかに登って来た。
狭い頂上には、先客2人(ご夫婦)。
もう、これではオチオチ立ってもいられない。
昼食は下山途中でとることにし、すぐに退散。
帰路の最初は、これまたおっかなびっくりの急降下。
ヘッピリ腰で、鎖やロープを頼りに垂直に思えるほどの岩場を降りる。
▲急峻な岩場を降りる
尾根筋の道になり一安心。
ススキの生える平場に着き、ここでまた道に悩んでしまった。
正面の灌木の中には道があるように見える。
少し進んでみたが、その先がない。
戻って右手のススキの方に向かったらあった。
赤いテープの目印が・・・。
もう後は、廃道化した林道に出て、迷うことなくスタート地点まで戻ることができた。
それにしても、面白い山だ。
場所は、宮城県柴田郡川崎町本砂金(もといさご)地区。
「この山は、古くは天狗山とも呼ばれていたが、赤ん坊(おぼこ)をおんぶした姿に見えることから、現在はオボコンベ山とよばれている。特異な山容の成因は、地下に侵入して固まったマグマが隆起後に浸食されずに残った火山岩頸だといわれている。」
※『宮城県の山』(山と渓谷社)から転載
昨夜の雨のため、道はかなり湿っている。
▲オボコンベ山登山口(左側の下り)
登山口のすぐ下の本砂金川を渡り、支流の沢に入る。
ナメ状の沢を登って行く。
▲ナメ状の沢
流木が大量に堆積している地点を越えて少し先に進むと、正面に尾根筋に向かう急な登りの道への赤い目印がある。
その右手の沢筋の木にも赤い目印。
どちら選ぶか躊躇したが、正面ルートを行くことにした。
この登りは、大した時間がかからないが、けっこうな急斜面。
立木につかまりながらの歩行となった。
▲大量の流木が堆積
尾根の手前のところで、先ほど選択に迷った尾根筋に直接向かう道と、沢筋を登ってくる道との合流点に着いた。
目の前に屹立する巨岩。
「オオッ!!」
裏にまわり登ってまた感激。
「絶景かな!!」
岩壁に張り付いた小木の枝が陽の光で輝いている。
行く手には、二つの岩塊。
▲左がオボコンベ山、右がマンモス岩
「これがマンモス岩か!!」
「確かに奇岩!!」
「すごい!!」
▲マンモス岩
鼻の下(アーチ)からの眺望には、足がすくむ。
▲マンモス岩
その隣の急な登りをロープにつかまり行くと、オボコンベ山の頂上。
眺望は360度。
▲頂上への最後の登り
▲オボコンベ山の頂上
▲頂上にあるほこら
「いやア~、絶景かな!! 絶景かな!!」
桐ノ目山の後ろには雲に覆われた大東岳(だいとうだけ 1365.8m)も見える。
▲左の三角形の山は桐ノ目山、その後方は大東岳
しかし、楽しみも束の間。
平均年齢は60代半ば過ぎとおぼしき19人のパーティが、反対側からにぎやかに登って来た。
狭い頂上には、先客2人(ご夫婦)。
もう、これではオチオチ立ってもいられない。
昼食は下山途中でとることにし、すぐに退散。
帰路の最初は、これまたおっかなびっくりの急降下。
ヘッピリ腰で、鎖やロープを頼りに垂直に思えるほどの岩場を降りる。
▲急峻な岩場を降りる
尾根筋の道になり一安心。
ススキの生える平場に着き、ここでまた道に悩んでしまった。
正面の灌木の中には道があるように見える。
少し進んでみたが、その先がない。
戻って右手のススキの方に向かったらあった。
赤いテープの目印が・・・。
もう後は、廃道化した林道に出て、迷うことなくスタート地点まで戻ることができた。
それにしても、面白い山だ。
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