色には、暖かく感じたり冷たく感じる色があります
赤やオレンジ等の暖色系は 見る人に暖かさを感じさせます
ある実験で工場の壁の色を寒色系から暖色に変えた所
いつもより室温が高いからエアコン温度を下げて欲しいと職場から要望が
出たというものです 実際には設定温度は以前と同じでした
このように人間は 視覚からいつのまにか影響を強く受けている様です
寒色系と暖色系の部屋では 人間に与える影響として
時間の経過感覚が違ってしまうという実験がなされてます
赤や橙の壁や床の部屋では 時間の経過が早く過ぎているように感じ
会議等を行い 二時間位経過したと思っても 実際には半分だったりします
逆に寒色系の部屋では 実際二時間いたけど 体感時間は一時間だったという結果でした
これらの色彩の影響を考慮して インテリアデザインするのも楽しいですね
人間は見た目でものごとを判断しやすいことがある実験でわかりました!?
コーヒーの味覚テストと称して 赤や黄色や茶色等 5色のコーヒー缶を用意し
それぞれの缶の隣にコーヒーをいれて試飲してもらいました
それぞれのコーヒーの 薫り・風味・濃くなどを評価してもらった結果は?
入れたコーヒーがまったく同じ物にもかかわらず
被験者は コーヒーの隣に置かれコーヒー缶の色に影響され
渋い茶色の缶が置いてあったコーヒーの評価が一番高かったとのことです
このように視覚からの情報により 人間は物事を判断していることが証明されました
色彩感覚も三歳迄に見た体験が その後大きく影響する様です
小さい時からいろいろな色とふれあうことは重要な事です
豊かな感性の子どもたちが沢山育つよう いろいろな色彩体験をさせたいですね
最後迄 お読み頂きありがとうございます。