グラフックデザインは感覚重視
センスが大切
たしかに出来た物は
感性を刺激して
見た人の印象に残らなくてはいけない
さりとてひたすら目立とうとするものや
不快な感じを与える物は望ましくない
テレビがアナログからデジタルになり
各家庭のテレビ画面は大きくなり
色彩もキレイになり文字もシャープになった
従来は使えなかった文字サイズも
より小さな文字も読める様になり
条件的には昔より格段の進歩を遂げたと思う
その反面CG化が進み番組のセットも
CGで処理してしまう事が増えているようである
CG処理は光の三原色が基本となる
そのせいかやたら彩度の高い色合いが多く
しかも色相もやたら派手な色合いで
落ち着き感が乏しいものが増えた
やはり彩度が高く色相が多いと
見ているだけでも疲れる
カラフルな色合いは楽しい感じがするが
長時間見ているには落ち着かない
幼児期に体感した色は大人になっても影響する
デジタル文化がテレビを始め
パソコン・携帯電話・端末機器など
身の回りに溢れている
しかしこれらはすべてCGによる色処理なので
実際の色とは違う物です
幼い子どもがこのような機器だけで育った場合
どのような色彩感覚の影響を受けるのか
非常に興味を持つ所です
実際の絵の具を使った時に
どのような影響があるのだろうか
絵の具等はテレビの鮮やかさと比較したら
およそ濁った感じに見えます
自分でも幼い時の見た
アニメ映画のワンシーンを描こうとして
クレヨンを塗って
表現出来なかった事をはっきり覚えています
その後年を経て明度・彩度・色相を学び
それを基に表現をする事を知りました
色も勉強の仕方で吸収の仕方が変わると思います
幼い時の色彩の刺激が長く影響するので
幼い時にこそ良い色の体験をして欲しい