デザイン遊び

人と人のコミュニケーションを
スムースにするデザイン

デザインの4大要素を意識する!?

2013年08月21日 | 日記


デザインをする場合最初から
完成図が描ける場合は殆どない
とにかくテーマに基づき
少しずつどのような表現にするかを考えながら進めます
デザインは基本的には個人作業が基本です
したがって思い込みに陥ったりもします
ここが変かな あそこがおかしいと気がつけば
それを修正して行けば作業は簡単に終りそうですが
そうも行かないのがデザインです
個人作業ゆえに こだわりたい部分が必ずある
これは活かしたいがそうするとテーマがボケる
などいった矛盾との戦いも良くあることです
そこでデザインワークを順調に進める方法はないのか
永年の体験から思う事があります
デザインとはなんぞや?
それは色・形・材質・機能(役割り)の4大要素です
この4大要素をバランス良くデザインすれば善いのです
たとえば色が悪くてダメな時は色を変えれば良いのです
しかし色はどうしても自分の好みで付けてしまいがち
したがって指摘されるまで意外と気がつかない人も多いのです
しかも色の指摘を具体的に指摘できる依頼主はいません
「なんとなくしっくりこないなぁ~」といった意見しか来ません
そんな時は色が気に入らないといった事が多いものです
従ってデザイナーはより幅広いカラーバリエーションを
身につけることが重要な事だと思います
形に関してはよかれと思って決めていくものなので
形を探し当てた喜びのあまり
そのモチーフを色々な角度で
レイアウトデザインしなかったりして
結果的になんの個性もないレイアウトに
納めてしまうこともありがちです
人がデザインした使い方を見て
はっとする場合があるのは形の扱い方ではないでしょうか
つまり色や形は固定概念でセットで
思い込んでいて使う時もそのセットのまま
表現してしまうことも多いのではないでしょうか
デザイナーの作業には徹底的に素材を分解して
改めて再構築する柔軟な思考がなによりも
重要な事だと考えます
材質・機能に関しては別の機会にお話しします