慰安婦問題で一番わからないのは、占領地での現地女性への強姦などを防ぐために、自国女性(朝鮮も当時は日本の一部)を連れて行った(正確には業者に便宜を図った)ことがいつまでも“人類史上最悪”などという形容詞で語られるのが理解できない。中国やソ連軍などは行った先で強姦し放題。
慰安婦問題へのカウンターでベトナム戦争時の韓国軍のライダイハンを持ち出すケースが多いが、本来これは等価ではない。ライダイハンは侵攻した国での軍による現地女性への組織的な犯罪事件。慰安婦は自国のソープランドを連れて行っただけ。業者と個々の女性の契約関係や経緯は知らない。(ケースバイケースだろう)
ソープランドが鶯谷で営業してると何も問題にならず、日本軍が戦地デリヘル出張サービス(本番あり)を業者に委託すると“史上最悪の~”となるのはなぜなのか。韓国人がそう言うのはまぁいい。奴らはそういう奴らだから。だが、それに迎合してるアメリカ人とかは何なのか。
そもそも「女を捕まえられればそれでいい」という発想なら、日本軍もライダイハンと同様に現地で女性を捕獲していたはず。(それをやってしまったのがスマラン事件だが) わざわざコストや輸送リソースをつぎ込んでまで自国から連れて行く必要がない。批判する者は何が最悪か全然わかってない。
例えば、日中事変当時の中国では、中国軍は(国民党軍でも共産党軍でも同じ)敵地を占領すると3日間くらい略奪と強姦し放題だった。中国軍は兵士にろくに給料を払ってないから、それが事実上の報酬だった。中国は自国内だから問題ないという言い訳は通用しない。当時の朝鮮も(台湾も)日本だった。
1945年のベルリン陥落時は、約10万人のドイツ女性がソ連兵に強姦され、約1万人が自殺した。その10万人の強姦を受けた女性たちの23%が妊娠し、そのうちの31%が中絶し、残りのほとんどがソ連兵の子供を生んだ。これが最悪かどうかはわからないが、事案としては圧倒的に悪質。
現在の各国遠征軍が兵士の性処理をどうしてるのかは知らないが、人間の本能に根ざした部分だから、必ず何らかの処置はしている。長期滞在の宇宙ステーションや、南極基地でもしかるべき対処をしてるだろう。そういった必要性からすれば、日本軍の慰安所も配慮と工夫の結果のシステムだったと思う。