熊本地震における避難所での自炊に関して、「調味料が支援物資として届かない」との声が出ている。避難所から熊本市に要請しても入ってこないそうだ。
過去の震災の例を見ると、特定の避難所を担当しているボランティア団体がその予算で調味料を含む食材を提供していたレポートも見つかる。
さらに調べていくと、複数の自治体(かなり多数)で、避難が長期化する際には避難者自身の自炊を推奨し、食材を提供する計画があ . . . 本文を読む
(この記事は、前記事の震災対応への提言からの続きです。)
震災が発生すると、被災地では大渋滞が起きることは多くの人が経験的に知っている。それを単純なモデルで可視化して考察してみようと思う。
1. 平時のトラック物流
緑の■ひとつが1台のトラックを示す。これは、人口も食料生産施設も小売店も均質に存在していて、無数のトラックが走り回りながら人々の消費生活を支えている、というモデルである。
. . . 本文を読む
何度かの震災ボランティア経験と、今回の熊本地震への対応を観察した結果を踏まえて、以下のように提言します。
1.震災のたびに繰り返される被災自治体の大混乱
数度の大震災を経て、国や行政の対応も迅速かつ重厚になってきているのを実感します。それでもなお、現場レベルで見ると被災自治体に相変わらずの大混乱が見られます。
原因の大きな要因は、被災自治体に全ての負荷がかかっていることです。これはやむを得 . . . 本文を読む
2016.5.18 17:25更新
熊本地震の被災者に一定期間無償提供される住宅の情報です。随時追加します。
無償提供期間については、1)半年、2)半年+延長応談、3)1年、など自治体によって異なります。
【政府から】
《国土交通省》被災者の皆さまへの暮らし関連情報
http://www.mlit.go.jp/page/kanbo01_hy_004710.html
《国土交通 . . . 本文を読む
ボランティアにまつわる震災被災地の食事、について一部で問題視する向きがあるので書く。大震災被災地での食料状況の推移は図の通り。概ね、震災発生から1週間以内程度は食料難だが、その後は量的問題はなくなる。
食料難期間においては絶対量が不足するから、ボランティアであれ報道であれ外部の者が現地で調達した食料を消費することに否定的反応が出るのはよくわかる。だが、1週間程度すると支援物資の供給量が急増 . . . 本文を読む
当時の事情と皇室存続のための駆け引きはわかるが、戦後70年経っても軍備放棄に追随する国は現れなかったし、当の日本も自衛隊で事実上の再軍備を果たした。空虚な理想は無価値。
幣原先生から聴取した戦争放棄条項等の生まれた事情について
http://www.benricho.org/kenpou/shidehara-9jyou-text.html
僕は世界は結局一つにならなければならないと思う。つま . . . 本文を読む
中国の『無界新聞』なるメディアに一時的に掲載された怪文書は、中国国内で習近平打倒を画策した動きが顕在化した象徴的な事件だと思うので、記録のために全文を掲載(転載)する。文面は、習近平政権の失策と害悪を述べ、後段は事実上の脅迫文になっている。
なお、これは次の記事からの借用である。
習近平を激怒させた怪文書「ニーハオ! われわれは、忠誠なる共産党員だ」
http://gendai.isme . . . 本文を読む