(一連のツイートに反響があったので加筆修正し、まとめておきます)
罹災証明書の発行遅延、あるいは査定不服による再査定が長引いて、被災者個人の生活再建の予定が立たない。また、罹災証明書の発行が遅れているために義援金の給付も受けられない状況が続いている。
こういう定型業務はどんどん他自治体からの応援職員を使って加速すればいい。なぜそれをしないのか。
罹災証明書遅れで義援金、被災者に届かず( . . . 本文を読む
連続ツイートに反響をいただいたので、自分のツイートだけまとめました。
元tw https://twitter.com/ZF_phantom/status/734685310034968576
(被災1ヶ月後の熊本の状況は、他の震災と比べてどうか、との投げかけに対して)
ツイッター上で見える今の熊本の悪い部分と、私がいた当時の神戸の某避難所で比べると、熊本の方が悪いですね。
炊き出しに . . . 本文を読む
熊本地震の避難所での食事がひどい。
被災から1ヶ月以上も過ぎてこの貧相さは、他の大震災に比べてどこかおかしい。
(以下、被災者の方に許可を得て写真をお借りしました)
5月24日の朝食例
5月23日の夕食例
5月22日の夕食例
(左上のピルクルは被災者自費購入品)
熊本地震は「災害救助法の指定」を受けているので避難所、応急仮設住宅の設置、食品、飲料水の提供、医療、被災者 . . . 本文を読む
被災地のボランティアセンターから伝わる様子によると、いろいろと非効率な点があるとのこと。
そのひとつは、被災者からの手続きは済んでいるのに、当日朝に最終確認をすると被災者が電話に出ない(出られない)ケースがあり、そのために確保したチームが出動できず、結果的にボランティアを長時間待たせたり、結局仕事がないままに終わったりしているとのこと。
役所の業務スタイルとしてはやむをえない点もあるだ . . . 本文を読む
被災地では、震災から時間を経ると必要な支援物資の種類が増える。
当初:水と食料、毛布など
以降:日用品、衣類、雑貨、衛生用品、など
従って、支援物資の支給を継続する場合、御用聞きあるいは注文リストでの発注が必要になる。被災者側のニーズを聞き取りもせずに一方的に送ると必ず迷惑になる。
また、熊本地震の被災地では、車中泊避難者などが支援物資支給の対象から漏れている問題も指摘されている。
. . . 本文を読む
熊本県から、義援金について市町村別の配分が発表された。
平成28年熊本地震義援金の第1次配分について
http://www.pref.kumamoto.jp/kiji_15638.html
この配分と人口の比を計算すると、被害の深刻度が簡易的に評価できると考え、算出した。
ボランティアに赴く場合などの参考にしてください。
(おまけ)
揺れやすい地盤 災害大国 迫る危 . . . 本文を読む
益城町の一部の自主避難所で、行政による食料等物資の支給がなされない事例が報告されている。それは、県や市町村の対応として正しいのか検証する。
以下は、熊本県の「熊本県地域防災計画 地震・津波災害対策編」および「避難所運営ガイドライン」からの要所の抜粋。
■熊本県地域防災計画 (地震・津波災害対策編)
http://cyber.pref.kumamoto.jp/bousai/Cont . . . 本文を読む
(自分用の記録)
熊本地震:
2016年4月14日21時26分、熊本を震央とする、M6.5・最大震度7の地震。
その28時間後の4月16日1時25分に、同じく熊本を震央とする、M7.3・最大震度7。
今回は主に、《情報仲介》に専念。
1.支援物資情報の仲介
1)4/21前後に、一部に支援物資が届き始めると同時に、「水も食料も尽きた!」という声が同時多発的に流れた。多くは、施設名か . . . 本文を読む