《女流書道家高山華流ブログ》TVでも紹介されたユニークな書道教室

書道教室の様子や書道家活動等upしております。*ブログ上の作品の著作権は全て高山華流に帰属。無断複製転載は禁じます。

【看板揮毫】

2007-01-31 15:29:52 | Weblog
新規オープンの某専門店の看板揮毫に、今日から取り掛かりました!
看板はお店の顔なので、試行錯誤して制作しています。
どんな書体で、どんな想いを込めて書作すれば良いか、お店の内容と合った書体か等、頭の中でいろ~んな事がグルグルグルグル!!
どなたにでも読める文字、それでいて私にしか出せない味の文字、それらをまとめて取り入れて制作していきたいと考えています!

頑張るぞ~~~!! 

【選抜展出品作品の釈文】

2007-01-27 02:18:26 | Weblog
遅くなりましたが、今開催中の選抜展出品作品の釈文です!
今日足を運んで下さった方、ごめんなさいね…。

佛語「拈華微笑(ねんげみしょう)」*拈華とは蓮の華の事です。

意味「以心伝心」*仏の悟りは経文に説かれるのではなく、心から心に直接伝えられる
釈文「説法をしていたお釈迦様が、華をつまんで大衆に示した時、一人の弟子だけがその真意を悟り微笑した」

照らし合わせてご覧下さいませ。

デジタル書【愛別離苦】

2007-01-22 14:49:52 | Weblog

人生上の八種の苦しみの中の一つ…愛別離苦(あいべつり・あいべつりく)

愛する人との別れの苦しみ…

私は今から4年前、最愛の父を亡くしました。

もっと沢山話したかった、もっと一緒に飲みたかった、もっと笑い合いたかった。

悩みを抱えた時、困難にぶつかった時、父ならどんな事を言ってくれるかなと、今でも天国の父に想いを馳せます。

今でも会いたいです。

愛する人との別れは、生別死別…どんな形であっても、苦しく辛いものですね…

 


【教室の様子】

2007-01-19 18:30:45 | Weblog
昨日も和気あいあいと楽しい時間を過ごして来ました!

実用書道館は、資格取得コースと趣味のコースの2種類のコースを設けています。
資格取得コースの方は、昇級の度に書道誌にお名前が掲載されたり、優秀作品が掲載されたりしますが、趣味のコースの方は、ご自分の作品の発表の場がありません。

そこで考えたのが、生徒さん達の毎月の課題作品を、デジカメで撮り、それをPCに取り入れ、ポストカードにプリントしてお渡しする事。
でも、これがなかなか思う様に綺麗にいかず、暫くお休みしていました(只今PC独学中の身…)
ところが、生徒さん達が楽しみに待って下さっている事が分かり、再開しました。

半紙の作品と又一味違って、ご自分の作品とは思えないと喜ぶ生徒さん…
早速額に入れて飾った生徒さん…
こんなに喜んで頂けるなんて…涙。

仕事と勉強の毎日で、大切な事を忘れかけていた私…生徒さん達の暖かいお心が、胸にジ~~~ンと染みました…。

私は、生徒さん達によって成長させて頂いています。
心から感謝!!

【野生のエルザ】

2007-01-08 14:56:24 | Weblog
先日、写真家の星野道雄さんのドキュメンタリー番組を観ました。
彼はアラスカに魅せられて、10代の頃アラスカの村長宛てに手紙を書いたそうです。

手紙…遠い記憶にある、大切な私の想い出。
私も中学時代、アフリカに手紙を出した事があるんです。
『野生のエルザ』の育ての親、狩猟監察官ジョージ・アダムソン、ジョイ・アダムソン夫妻に。
大好きで大好きで、本も続編迄全て読み、毎週放映されていたドラマも欠かさず観ていました。
このドラマの主題曲も大好きでした。
エルザの元に行きたい! ご夫妻にお会いしたい! だけどアフリカになんて行ける筈がない…居ても立ってもいられず、英語大大大嫌いだった私は、半分日本語、半分英語の、意味なんか到底伝わらないであろう変てこな手紙を送ってしまったのです。
その後何日経ったか忘れてしまいましたが、或る日私の元に1通のエアメールが!!
それは『野生のエルザ』の筆者、妻のジョイ・アダムソンさんからの、ブルーのインクの万年筆で書かれた直筆のお手紙だったのです。
こんな異国の1読者・1ファンに!
感激で飛び上がり、その日は眠れなかった事を記憶しています。
早速訳そうと頑張ったのですが,遠い日本の私からの手紙がとても嬉しかった事、自分は日本語は分からないが、日本語に堪能な知人が居るので訳してもらった事、この2点しか分からず、英語の得意な友人に頼んだのです。
さすが本場の英語、その当時勉強していた綺麗で整った単語の羅列ではないので、友人もしばらくかかってしまう事になりました。
そうこうしている内、高校受験の時期が迫り、私も友人も手紙の事が頭からスッカリ消えてしまっていたのですね…。
そんな大切な手紙の存在をスッカリ忘れた自分を呪いましたね(苦笑)
思い出したのが高校に入って少し経ってから(それぞれ違う高校へ)。
ところが恐ろしい事になっていたんです。
友人は、父親の転勤で、私の大切なエルザの手紙と共に消えてしまったのです…。
今も思い出す度、自分を呪います。
○○○ちゃん、返して~~~!!
一生の宝物になったのに…
でもね、心の中の「宝物」にはなっているので諦めます…と自分を慰めるしかありません(泣)あ~~~ぁ…

アダムソンご夫妻は、天国で、エルザとその子供達と共に幸せに暮らしているでしょうね…。