【書道ワークショップ】

2月15日(水)に、文化庁事業・書道ワークショップの為、古川学園中学校に行って参りました！

その模様は、古川学園公式HPにもupされています。
古川学園HP

最初は好きな言葉を色紙に書作。
半紙で練習しました。


皆の力作色紙作品。




なかなかアイディアが湧かず考えこんでしまった生徒さんも居ましたが、ちょっとしたアドバイス後にアイディアが膨らみ、それぞれ個性的な作品が仕上がりました。


次にグループに分かれ、模造紙に1人一画ずつの担当で、「龍」の文字を完成させる。








それぞれ、グループごとに個性のある素晴らしい作品が完成しました！
1つの作品を皆で力を合わせて作り出す楽しさを、少しでも感じてもらえたと思います。


最後に、書道パフォーマンスの見本揮豪をしました。
「龍」


生徒さん達が揮豪。
「華」と「茎」


そして、先生も揮豪。
「成」



最初は、私も生徒さん達も表情が固かったのですが、お互いに声を掛け合いながら進めていく内に、どんどんどんどん笑顔に変わり、皆で楽しい時間を作り上げて参りました。

最後には、生徒代表の子から感謝の言葉をもらい、嬉しくてウルウルしそうになりました。

今回は、学校と云う初めての場で、ご挨拶から始まり司会進行等慣れない事ばかりでとても緊張し、声は出ず顔も強ばり足はガクガクで恥ずかしい思いもしましたが、書道家としての本領は発揮出来たし、生徒さん達と共に作り上げた体験は、今後の書道家人生の上でもとても貴重なものとなり、次に繋げていけるのではと思っています。

財団を通し、古川学園から「明るく楽しく取り組めた。生徒の意外な一面が見えた、と好評でした。」とのお言葉も頂戴し、ホッとしています。

反省点等課題が山積みですが、次回に生かせる様精進して参ります！

最後に、この様な素敵な機会をお与え下さった文化庁、宮城県文化振興財団の担当者様、古川学園中学校の皆様に、心より感謝申し上げます。

追記：その後の打ち上げのお酒のお味は、いう迄もありませんね(笑)

【文化庁のお仕事】

文化庁事業「次代を担う子どもの文化芸術体験事業～東日本大震災復興支援対応」に於き、宮城県文化振興財団様より、宮城県内の被災地の中学校にて書道ワークショップを実践する芸術家及び派遣講師としてのご依頼を承りました。

日時:2012年2月15日(水)　午後2時30分～午後4時
場所:古川学園中学校(高校はバレーボールで有名です)
対象者:1学年全員と教職員の方々


古川学園中学校の子供達や教員の方々に思い切り楽しい時間を体感して頂ける様、実用書道館門下生5名のアシスタント達と共に、打ち合わせ＆リハーサルを重ねております。

堅苦しい書の世界ではなく「書道ってこんなに楽しいんだ！」「書道ってこんなに人の心を癒し動かすものなんだ！」と感じてもらえる様に、書の魅力を沢山伝え、将来書の道に進みたいと思ってくれる子が1人でも現れたら嬉しく思います♪

学業・芸術に力を入れておられる素敵な教育方針の学校との事ですので、今から心わくわくしております！

子供達に「可能性はいっぱいいっぱいあるんだよ！」と云う事を伝えられたら素敵ですよね☆

高山華流独特の「書の世界」にどっぷり浸ってもらえる様、頑張って参ります♪