39Arigatou

バイクのこと、日常のこと、そして病気のこと。

深刻なはずだ。

2011-03-15 23:42:04 | Weblog

ボクは原発に詳しいわけではない

しかしながらウランを燃料としてタービンを回す発電システムであることぐらいは
知っていた。

燃料棒がどんな状態で制御されているのかも知らなかった
燃料棒が何度くらいで炉心内の?水?の温度を上げているのか知らない

水が中性子の減速材になり
熱制御の重要な部分になっていることはしている
燃料棒がどの段階で制御困難になるか構造的なことは知らない

暴走が始まれば制御も停止も困難な状況が加速度的に進むのだろうと思っていた。
メルトダウンを引き起こさないか、知らないが故に恐怖していた。

炉心内部の水が蒸気であれ、水素に変わってであれ外部に漏れると言うことは
明らかに放射能汚染されたものが漏れたということではないのか
どうして政府や東電は健康にすぐさま危険でないレベルと言うのだろう?
真実なのかパニックを恐れての嘘なのか国民を馬鹿にした情報操作なのか?

福島第一とは異なるタイプの原子炉では
放射能を浴びた?帯びた?一次冷却水とは安全に遮断された
2次冷却水でタービンを回して発電するらしい。

それは今回の状況は即、放射能をかなり強いレベルで、すでに大気中に拡散している
そう想像しても仕方がないのではないだろうか


今晩の報道では
スリーマイルを越えてチェルノブイリに次ぐ深刻な事故と扱われる段階らしい

これは炉心溶解、つまりメルトダウンによる甚大な放射線の汚染拡大
原発付近が生きものが安全に生息できるエリアではなくなるということに発展するのではないか
放射線降下物により日本のみならず世界のあらゆる地域に汚染が広がるのではないか?
重大な健康被害が長期にわたり・・・


防衛省が自衛隊員を原発に派遣するにあたり「危険は無い」と確認したとのこと
安全に対する危機感の無さが東電や関係者にあると感じられて仕方がない
防衛省はこの事故に非情な怒りを覚えているらしい。

そして
なにもできないで邪魔な存在としか思えない民主党政府
官房長官以外はこの惨事にたいして何らの対策をとれているとは思えない
たとえ民主党以外の野党のどの党であれ評価に値する行動が取れたかとは思えないが。


菅直人に危機管理が統制できるとは感じられない
石破氏と枝野氏にと思うのはおかしいだろうか?前原氏はどうだろうか?
いまの国会議員に期待するのが間違いだろうか
しかし現在進行し続ける災禍に対しては仕方がない現実がある。


世界の様々な国々が人々が支援の手をさしのべてくださっている
報道をみるたびに嬉しくて感涙の思い。
パナソニッくやソニー、東芝、その他多数の国内企業、人々が支援を始めている

しかし

核汚染が大規模に拡大したとき

米軍その他
現地で活動する様々な組織、チームは支援活動を継続し続けられるだろうか



誰かが正確な状況を伝え、考えうる可能性
最悪のシナリオを含め
先手を打っての対策に動かなければいけない局面に来ているのは確かだと思う。


ボクは素人だけれど・・・・・・・。



続く地震

2011-03-15 23:19:45 | Weblog


3月11日の午後
地震が起きたのは、仕事で移動中に昼食で立ち寄った店で食事中のことでした。

地震の大きさから関東エリアでの地震だと思っていました。

多いな揺れ、今までにない長い揺れ

無事ではない地域はあると思いましたが即時には何ら行動しようもなく
自宅から遠くの場所で会社の社長と一緒で、
状況が少しも判らないままにどんな行動をするものか考えられるものではありませんでした。

あとで知った震度は5強。
震源地から遥か遠く離れた土地で5強というのは・・・・・・絶句です。

2度目の大きな揺れに遭遇したのは
仕事の要件で訪問した先でのこと。
その会社の方に聞いて、初めて震源地の情報を知りました。
帰路 普段聞かないカーラジオを社長と二人真剣に聴くものの直後には当然のごとく詳細な報道は無い
九段会館の事故と横浜の黒煙のニュースばかり


NHKで以前、巨大地震を扱った特番で津波のことを見ていたのもかかわらず
ボクにとって衝撃的だった神戸の震災を越える想像はできず
東北には神戸ほどの大都市は仙台以外には少ないだろうと無知な考えのみ
神戸ほどの災害ではないだろうと思っていた。

しかしながら広範囲にわたる地震の被害と、その後に襲いかかる大津波
そのときの私には到底考えられなかった。



東北の地震の後
日本のいたるところで地震が起きている

いま先程も静岡県で6強の地震

茨城県、千葉県
東京湾が震源だったり、新潟沖だったり、長野県だったり・・・

このあとどこで何が起きるかわからない

とても対岸の火事ではない

でもいまは、一番大変な思いをしている方々がいる地域を
自分のことを後回しにして何とか力になりたい