みんなには生きて欲しい。

不謹慎なのはわかっている


でもボクのココロはもう１０年ちかくもその思いに埋め尽くされている


地震であっても何でも良いのだ


死が訪れるなら喜んで迎える


もしも


ひとつの死で

誰かの命が救われるなら

もっと嬉しいのだけれど。



この１１日から続く様々なことの中で一瞬でも死の恐怖を感じたことはないのだ。

テレビに映るものばかりではない

ある東北の震災エリアからメッセージを送ってくれた方がいる

病院内で患者を看ている

患者には与えようにも水もなにも不足していて満足にケアできない

寝る暇もない

疲労は深刻な度合いで不安が募る

食事も満足に摂れず患者のために倒れるわけにいかず

原発と放射能が恐怖を増すエリアで逃げることも出来ない



自衛隊員も警察官も消防隊員も救急隊員も医師も看護師も

一般の多くの方々も

水も電気もガスも食料もなにもかも厳しい状況で

明かりもなく暖も取れず寒く不安で押し潰されそうな心地で



ボク達が考えなくてはいけないことがたくさんあると知って欲しい。